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八重衣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
地歌
曲名 八重衣
よみ やえごろも
分類 手事物
特殊分類 石川の三つ物
作歌 小倉百人一首より5首
作曲 石川勾当
箏手付 八重崎検校
三絃の初期調絃 本調子
箏の初期調絃 半雲井調子
構成 前唄 - ツナギ - 手事三段 - チラシ - 中唄 - マクラ - 手事 - チラシ - 後唄
歌詞 ウィキソース
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調調

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19

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調調調調調

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5

君がため、春の野にいでて若菜摘む、わが衣手に雪は降りつつ
春過ぎて、夏来にけらし白妙の、衣ほすてふ天の香具山
みよしのの、山の秋風さよふけて、ふるさと寒く衣打つなり
秋の田の、かりほの庵の苫をあらみ、わが衣手は露にぬれつつ
きりぎりす、鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしき独りかも寝ん

演奏例[編集]

都山流尺八手付

CD「安藤政輝 箏の世界」(VZCG-613 公財 日本伝統文化振興財団)歌・箏:安藤政輝/歌・三絃:米川文子

関連項目[編集]