出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| このページは他の記事からまったく リンクされておらず、 孤立しています。 関係あるページをこのページにリンクしてください。(2017年12月) |
卓上芸術︵たくじょうげいじゅつ︶とは大正時代末期に鏑木清方が命名した美術用語である。
展覧会などで仰いで見る﹁会場芸術﹂︵展覧会芸術︶や掛け軸などの﹁床の間芸術﹂と異なり、手にとって俯いて絵を細かく味わう巻子や画帖、版画などを﹁卓上芸術﹂という。大正の一時期、鏑木清方が名付け主唱した。清方の﹃註文帳[1]﹄や﹃にごりえ[2]﹄がその典型的な例として挙げられる。
参考文献[編集]
●柏木智雄・内山淳子・片多祐子著、横浜美術館企画監修 ﹃はじまりは国芳 江戸スピリットのゆくえ﹄ 大修館書店、2012年
- ^ 泉鏡花の小説『註文帳
』を画帖にした『註文帳画譜』の事。版画芸術 39(1) (通号 148) 2010.夏 頁44~47『註文帳画譜』 木版画になった名作挿
絵 (鏑木清方--口絵美人画の世界)参照
- ^ 樋口一葉の小説『にごりえ』を画帖にしたもの