原子力・代替エネルギー庁
フランスの原子力・代替エネルギー庁︵げんしりょく・だいたいえねるぎいちょう、 仏 Commissariat à l’énergie atomique et aux énergies alternatives 、略称 CEA︶とは、﹃公共事業体﹄的性格のフランス政府機関で、軍需・民需を問わずに原子力の開発応用を推進する政府機関である。2010年からの新名は原子力・新エネルギー庁ともいう。
組織[編集]
CEAは核エネルギー最高顧問︵現在Bernard Bigot︶および、各セクターを統括する長官が組織の頂点に立つ。CEAの役割はアメリカ合衆国エネルギー省と同等である。2004年の職員数は研究者・技術者・事務職あわせて14,931人である。 CEA の創設は1945年で、以来の主要最高顧問はフレデリック・ジョリオ=キュリー、Francis Perrin、Jacques Yvon、Jean Teillac、Robert Dautray、René Pellatおよび現職である。 核反応炉の設計、集積回路の製造、放射性物質の医療応用、地震研究と津波の広報、コンピュータシステムの安全性、その他多岐にわたる基礎研究と応用研究を実施している。 ここには世界で十指に入るスーパーコンピュータTera-10︵英︶がある。 ここには以下4つの研究部門directionsがある。
●核エネルギー部門
●技術研究部門
●基礎研究部門︵生命科学、物質科学など︶
●軍事技術部門、フランス軍の核兵器を製造、またフランス海軍原子力潜水艦用核動力装置を設計
施設[編集]
民生科学センター[編集]
●サクレー原子力研究センター (CEA Saclay) ●エソンヌ県サクレー︵2006年以後の本部所在地︶。関連国立研究所 GANILがカルヴァドス県カーン市にある。 ●CEA Fontenay-aux-Roses ●オー=ド=セーヌ県フォントネー=オー=ローズ ●グルノーブル原子力研究センター (CEA Grenoble) ●イゼール県グルノーブル市 ●CEA/Cadarache ●ブーシュ=デュ=ローヌ県カダラッシュ ●CEA Valrho ●ガール県マルクール原子力地区およびドローム県ピエールラット軍事技術研究センター[編集]
●CEA/DAM Île-de-France、エソンヌ県 Bruyères-le-Châtel ●CEA/Cesta、ジロンド県 ●CEA/Valduc、コート=ドール県 ●CEA/Le Ripault、アンドル=エ=ロワール県関連項目[編集]
●フランスの原子力 ●フランスの原子力発電所 ●フランスの大量破壊兵器外部リンク[編集]
●公式サイト︵英語︶ ●公式サイト︵仏語︶