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●紅茶やコーヒーなどをつくるための道具の一種で、お湯にひたされた紅茶葉やコーヒー豆粉から紅茶成分やコーヒー成分が十分に溶け出したら、フィルタのついたピストンを押し下げて、﹁かす﹂︵葉や粉︶を容器下部に圧縮させて、上部に紅茶やコーヒーだけを残し、カップに注げるようにする装置。→コーヒープレス、ティープレス。
関連語
●プレスハム
印刷や、印刷から派生した業界[編集]
●印刷機 。もともと、最初の印刷機である1440年の﹁グーテンベルクの印刷機﹂は、ヨーロッパに古くからあった﹁ぶどう圧搾機﹂を︵多少︶改造したもの、とされている。なので自然な流れで印刷機を﹁press﹂と呼ぶようになった。その後も数百年間、圧搾機に似た構造の装置で印刷を行ってきたので、pressと呼ぶことは定着している。︵なお、ここ数十年、圧力を︵ほぼ︶かけない印刷技法も増えてきているので、そうした旧来とは異なるタイプの印刷機についてはprinting machineなどと呼ぶことも行われている。︶
●印刷。︵何百年もの間、印刷というのは、インクを塗布した版を、上述のpress︵圧搾機に起源がある印刷機︶を使って紙面に圧力を加え転写したので、﹁press﹂と表現する。また印刷を﹁press﹂と言うので、下記のように、もともと印刷することを柱としていた業種、つまり出版︵業、会社︶や新聞発行︵業、会社︶なども同様に﹁press プレス﹂と呼ぶようになった。︶
●出版社、︵大学などの︶出版局
●新聞社
●報道機関、報道陣、記者団︵ただし、個々の記者はプレスとは言わない︶
●出版物、特に新聞・雑誌
関連語
●プレスリリース - 報道向け発表
●プレスライダー - 報道ライダー
●﹁プレス担当︵者︶﹂ - 新聞社や報道業界を相手にすることを担当し、情報発信内容のコントロールや、取材を受けることを担当する人のことをこう呼ぶ。様々な業界の、さまざまな会社に﹁プレス担当﹂がいる。︵なお﹁広報担当者﹂という分類法、職種名をもうけて、もう少し広い範囲を守備範囲︵職域︶とさせて、その中でプレス担当の仕事もさせている会社も多い。求人情報に掲載される職種名は、そちらのほうがむしろ多い。︶
音楽業界、映像業界[編集]
●レコード、CD、DVDなどを製造すること。︵もともとの﹁レコード﹂つまり樹脂製のレコードは、金属性の﹁メス型﹂2個の間に合成樹脂の塊を入れては、強い圧力をかけ、円盤形で溝がある﹁レコード盤﹂へと加工したので、︵また紙の印刷物を印刷することもpressと呼ばれていたので︶レコードを作ることは当然のように﹁press﹂と呼ぶようになった。その習慣がすっかり定着していたので、︵製造工程での圧力加工の割合は低下したものの︶CDやDVDなどの製造もpressと呼ぶようになった。
工業関係[編集]
●圧力を加える加工。→ プレス加工
●圧力を加える加工を施す機械。→プレス機械
服飾関係︵ファッション業界、アパレル業界︶[編集]
●アイロン掛け
●︵前述の︶プレス担当︵者︶。
●クリステン・プレス︵Christen Annemarie Press︶ - アメリカの女子サッカー選手。
●クリスチャン・プレス︵Kristian Pless︶ - デンマークのテニス選手。
●イリーナ・プレス︵Ирина Натановна Пресс︶ - 旧ソビエト連邦ウクライナ共和国出身の陸上競技選手。
●タマラ・プレス︵Тамара Натановна Пресс︶ - 旧ソビエト連邦ウクライナ共和国出身の陸上競技選手。
その他専門用語[編集]
●マウスのボタンを押しっぱなしにする操作。
●プレス (曲) - ポール・マッカートニーの楽曲。
●プレスディフェンス - 球技におけるディフェンスのひとつ。
●重量挙げの動作の一種。腕の力だけでバーベルを持ち上げること。ベンチプレスなど。
●プロレス技の分類の一種で、倒れている相手の上に体の一部を浴びせる技。打撃技#浴びせ技を参照。
●ボディプレス。ダイビング・ボディ・プレスを参照。