基督信徒の慰
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﹃基督信徒の慰め﹄︵きりすとしんとのなぐさめ︶は、1893年2月に刊行された内村鑑三の文学作品である。この書において内村は初めて無教会主義の概念を提示した。正宗白鳥はこの書を愛読して大きな影響を受けた。
内容[編集]
序文の中で、﹁著者の自伝にあらず﹂と書いているが、1891年の﹁不敬事件﹂の時の生活体験に基づいていると言われる。構成[編集]
﹁愛するものの失せし時﹂﹁国人に捨てられし時﹂﹁基督教会に捨てられし時﹂﹁事業に失敗せし時﹂﹁貧に迫りし時﹂﹁不治の病に罹りし時﹂の6章よりなっている。参考文献[編集]
- 鈴木範久『内村鑑三』岩波書店、1982年
初出[編集]
- 内村鑑三著『基督信徒の慰』警醒社、1893年