大和書房
大和書房(だいわしょぼう)は、日本の出版社。主に自己啓発書・女性書・生活実用書・歴史書などを刊行している。
概要[編集]
所在地[編集]
代表者[編集]
- 佐藤 靖(代表取締役社長)
沿革[編集]
●1961年 - 7月、大和岩雄︵おおわ いわお︶が青春出版社より独立し﹃青春の手帖社﹄を創業。﹃青春の手帖﹄発行から社業を開始。
●1963年 - 4月、社名を現在名に改称。﹃愛と死をみつめて﹄を刊行、140万部の大ベストセラーになる。
●1974年 - 季刊﹁東アジアの古代文化﹂を創刊。1987年に創刊50号達成。1999年8月に通刊100号を発行。いずれの号も記念特大号を企画。2009年1月刊行の137号をもって終刊。
●1977年 - 村上信彦﹃高群逸枝と柳田国男﹄で第31回毎日出版文化賞受賞。
●1978年
●唐十郎﹃海星・河童﹄第6回泉鏡花文学賞受賞。
●新川明﹃新南島風土記﹄第32回毎日出版文化賞受賞。
●1983年 - 山田太一﹃ふぞろいの林檎たち﹄がベストセラーになる。
●1985年 - 土屋博映﹃土屋の古文 ナンセンス編﹄などの面白学習参考書シリーズを刊行開始。
●1989年 - 小林カツ代﹃アッという間のおかず﹄がベストセラーになる。
●1995年
●小此木啓吾﹃あなたの身近な﹁困った人たち﹂の精神分析﹄がベストセラーになる。
●高島俊男﹃本が好き、悪口言うのはもっと好き﹄第11回講談社エッセイ賞受賞。
●1996年 - 廣瀬裕子﹃こころに水をやり育てるための50のレッスン﹄を刊行、ロングセラーになる。
●1999年 - 大原照子﹃少ないモノでゆたかに暮らす﹄が35万部を突破。
●2001年 - 井形慶子﹃お金とモノから解放されるイギリスの知恵﹄がベストセラーになる。
●2002年
●第126回直木賞を受賞した唯川恵の受賞後はじめての本﹃愛がなくてははじまらない﹄を刊行。
●斎藤茂太﹃グズをなおせば人生はうまくいく﹄15万部を越すロングセラーになる。
●2006年 - だいわ文庫を創刊する[1]。
●2015年 - ジェニファー・L・スコット﹃フランス人は10着しか服を持たない﹄が61万部を突破。
●2022年 - momo﹃~お金も知識も運もない大学生ふたりの~ヨーロッパサバイバル旅行記﹄発刊。
主な発行物[編集]
●﹃愛と死をみつめて﹄ ●﹃若きいのちの日記﹄ ●﹃孫子の兵法﹄ ●﹃俺には俺の生き方がある﹄︵加藤諦三著︶ ●﹃新しい女性の創造﹄︵ベティ・フリーダン著︶ ●﹃しあわせづくり﹄︵桃井かおり著︶ ●﹃阿修羅のごとく﹄︵向田邦子著︶ ●﹃シングル・ブルー﹄︵唯川恵著︶ ●﹃いつもひとりで﹄︵阿川佐和子著︶ ●﹃天才の読み方﹄︵齋藤孝著︶ ●﹃ひとりが、いちばん!﹄︵橋田壽賀子著︶ ●﹃体脂肪計タニタの社員食堂﹄︵タニタ著︶ ●﹃スタンフォードの自分を変える教室﹄︵ケリー・マクゴニカル著︶大和書房の全集[編集]
●﹃西郷隆盛全集﹄ ●﹃吉田松陰全集﹄ ●﹃吉本隆明全集撰﹄︵全7巻 別巻1。このうち第2巻 文学、別巻 川上春雄責任編集 は未刊行︶大和書房の事典[編集]
●﹃日本古代史事典﹄ ●﹃日本神話事典﹄ ●﹃朝鮮人物事典﹄ ●﹃万葉ことば事典﹄ ●﹃源氏物語事典﹄ ●都道府県別百科事典 ●﹃神奈川県百科事典﹄︵全2巻︶ ●﹃滋賀県百科事典﹄ ●﹃山口県百科事典﹄ - 発行は山口県教育会。文庫[編集]
●だいわ文庫 - 講談社+α文庫を創刊した古屋信吾が講談社より移籍して創刊[2]。そのため、両文庫の装丁・扱う内容が似ている。関連会社[編集]
●大和出版 - 一時期﹃愛と死をみつめて﹄の発行元がこちらに移っていた。現在も共同で物流センターを所有するなどの関係がある。脚注[編集]
出典[編集]
- ^ asahi.com: だいわ文庫創刊 - BOOK(2006年8月27日時点のアーカイブ)
- ^ 新文化 - 出版業界紙 - ニュースフラッシュ関連ページ
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 大和書房ホームページ
- 大和書房 (@Daiwashobou) - X(旧Twitter)
- 大和書房公式チャンネル - YouTubeチャンネル