大興寺 (さいたま市)
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大興寺 | |
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所在地 | 埼玉県さいたま市緑区大門2583 |
位置 | 北緯35度53分15秒 東経139度43分31秒 / 北緯35.88750度 東経139.72528度座標: 北緯35度53分15秒 東経139度43分31秒 / 北緯35.88750度 東経139.72528度 |
山号 | 慈眼山 |
院号 | 観音院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 不動明王 |
創建年 | 永禄年間(1558年 - 1570年) |
開山 | 法印永義 |
札所等 | 武蔵国八十八ヶ所霊場47番札所、新秩父三十四ヶ所霊場4番札所 |
法人番号 | 9030005000091 |
大興寺︵だいこうじ︶は、埼玉県さいたま市緑区にある真言宗智山派の寺院。
歴史[編集]
永禄年間︵1558年 - 1570年︶、法印永義によって開山された。天正年間︵1573年 - 1592年︶、寺領30石が安堵され、朱印状が交付されたが、火災で焼失、元禄年間︵1688年 - 1704年︶に改めて朱印状が交付された[1]。 当寺は真言宗智山派の寺であるが、境内には浄土宗の徳本上人の念仏供養塔がある。1817年︵文化14年︶に造立されたものである[2]。 墓地には、大門宿本陣歴代当主の墓がある[1]。文化財[編集]
下記以外にも﹁大興寺のヒヨクヒバ﹂︵市指定天然記念物︶があったが、2002年の台風21号により倒伏したため指定解除された[3][4]。- 来迎阿弥陀三尊板石塔婆(さいたま市指定有形文化財 昭和42年3月25日指定)[5]
- 徳本上人念仏供養塔(さいたま市指定有形文化財 昭和55年3月28日指定)[6]
- 大興寺のヒイラギ(さいたま市指定天然記念物 昭和43年3月31日指定)[7]
- 大興寺のウメ(さいたま市指定天然記念物 昭和44年5月21日指定)[8]
交通アクセス[編集]
- 浦和美園駅より徒歩11分。
脚注[編集]
(一)^ ab大興寺真言宗智山派第一教区
(二)^ 青木義脩、丹治健蔵 著﹃埼玉ふるさと散歩︵浦和市・与野市︶﹄さきたま出版会、1992年、131p
(三)^ “さいたま市文化財時報 榧りぽーと第9号” (PDF). さいたま市役所. p. 3 (2003年6月30日). 2022年10月7日閲覧。
(四)^ “さいたま市文化財時報 榧りぽーと第65号” (PDF). さいたま市役所. p. 3 (2017年6月30日). 2022年10月7日閲覧。
(五)^ 来迎阿弥陀三尊板石塔婆さいたま市
(六)^ 徳本上人念仏供養塔さいたま市
(七)^ 大興寺のヒイラギさいたま市
(八)^ 大興寺のウメさいたま市
参考文献[編集]
- 青木義脩、丹治健蔵 著『埼玉ふるさと散歩(浦和市・与野市)』さきたま出版会、1992年