宇田川銀之助
宇田川 銀之助[1]︵うだがわ ぎんのすけ、旧姓・福室、1863年6月29日︵文久3年5月14日︶[2][3] - 没年不明︶は、日本の政治家、資産家[3]、商人︵酒醬油商︶[4]、会社役員。東京市神田区会議員[1]。共立土地建物取締役[3]。族籍は東京府平民[2]。
経歴[編集]
東京府豊多摩郡上落合村出身[1]。福室藤左衛門[注 1]の三男[3][4]。浅草平右衛門町の酒家の宇田川に養子となり[1]、1896年に家督を相続する[2][3][4]。 酒醬油商を営む[4]。養父・金蔵は老衰していて家業は甚だ振るわなかったので、身を挺して難局に当たった[1]。人物[編集]
信仰に厚く、平常弘法大師に帰依し、諸国の霊場を巡拝した[1]。住所は東京神田同朋町[2][3][4]。家族・親族[編集]
- 宇田川家
- 養父・金蔵[3]
- 妻(養父・金蔵の長女)[3]
- 養子[2]
- 長女[2]
- 三女[2]
- 四女・とし(1902年 - ?、東京、福室鏻太郎の弟金作の妻)[3]
- 六女[2]
- 三男[3]
- 四男[2]
- 五男[2]
- 孫[3]
- 親戚
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
- 桑原萍水編『神田人物誌』神田公論社、1916年。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 人事興信所編『人事興信録 第10版 上』人事興信所、1934年。
- 青木恵一郎『農業風土人物誌 東京』同朋舎、1977年。