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尾崎 義︵おざき よし、1903年3月8日 - 1969年1月9日︶は、日本の外交官・北欧文学者・翻訳家。
東京生まれ。1922年外務省留学生試験に合格し、1924年ストックホルム大学卒。
1925年外交官としてベルリン、その後スウェーデンに駐在、1945年北欧文化協会を設立し理事長となる。
1963年から1968年まで参事官としてヘルシンキに駐在。
1968年東海大学北欧文学科教授となるが、在職一年足らずで急逝。
ストリンドベルィ、リンドグレーンなど北欧文学の原語からの翻訳の先駆者。
●﹃フィンランド語四週間﹄︵大学書林︶ 1955
●﹃北欧語のはなし﹄︵大学書林、大学書林語学文庫︶ 1958
●﹃スウェーデン語基礎1500語﹄︵大学書林、基礎単語双書︶ 1958
●﹃スウェーデン語辞典﹄︵共編、大学書林︶ 1990
●﹃女中の子﹄︵ストリンドベルィ、創元文庫︶ 1952
●﹃日本旅行記﹄︵ヴィルマン、岩生成一校訂、弘文堂 アテネ文庫︶ 1953
●完訳﹃日本渡航記﹄︵新異国叢書6‥雄松堂書店︶ 1980
●﹃バラバ﹄︵パー・ラーゲルクヴイスト、岩波書店︶ 1953、岩波文庫 1975
●﹃復活祭 戯曲集﹄︵ストリンドベルィ、創元文庫︶ 1954
●﹃オージンの子ら 北欧神話﹄︵P・コラム、岩波少年文庫︶ 1955
●﹃名探偵カッレくん﹄︵アストリッド・リンドグレーン、岩波少年文庫︶ 1957
●﹃カッレくんの冒険﹄︵リンドグレーン、岩波少年文庫︶ 1958
●﹃名探偵カッレとスパイ団﹄︵リンドグレーン、岩波少年文庫︶ 1960
●﹃さすらいの孤児ラスムス﹄︵リンドグレーン、岩波書店︶ 1960、のち岩波少年文庫
●﹁朝ねぼうの音楽家﹂﹁いわぼたんを見つけたブローヴィンゲちゃん﹂︵ストリンドベルイ、講談社、少年少女世界文学全集36 - 北欧編︶ 1960
●﹃長靴下のピッピちゃん﹄︵リンドグレーン、講談社︶ 1964、のち改題﹃長くつ下のピッピ﹄︵講談社文庫︶
●﹃リンドグレーン作品集12ラスムスくん英雄になる﹄︵リンドグレーン、岩波書店︶ 1965
●﹃やかまし村のクリスマス﹄︵リンドグレーン、ポプラ社︶ 1967
●﹃いたずらっ子エーミール﹄︵リンドグレーン、講談社︶ 1969
●﹃リンドグレーン作品集 別巻3わたしたちの島で﹄︵リンドグレーン、岩波書店︶ 1970
●﹃エーミール物語1エーミールと大どろぼう﹄︵リンドグレーン、講談社︶ 1972、のち講談社文庫
●﹃エーミール物語2エーミールとねずみとり﹄︵リンドグレーン、講談社︶ 1972、のち講談社文庫