山本淳子
山本 淳子︵やまもと じゅんこ、1960年8月27日[1] - ︶は、日本の平安文学研究者、京都先端科学大学人文学部教授。石川県金沢市生まれ。生家は老舗の製網業を営む。旧姓清水。
金沢大学附属中学校︵27期生︶[2]、金沢大学附属高等学校︵30期生︶[3]、京都大学文学部卒業。石川県立図書館資料編さん室で自治体史﹃加能史料﹄の編纂に従事。その後、石川県立金沢辰巳丘高等学校の国語科教諭を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科に進学し、1999年に同博士課程を修了、﹁﹁紫式部集﹂の研究﹂で博士︵人間・環境学︶の学位を取得。2003年、京都学園大学経済学部助教授、のち准教授。2007年、一般書としては初の著書﹃源氏物語の時代﹄でサントリー学芸賞受賞。2008年、京都学園大学人間文化学部教授。2015年、学部名変更により同人文学部教授。2019年、学校名変更により京都先端科学大学人文学部教授。紫式部の作品を政治的な文脈という新たな視点で分析している。