市川猿之助
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b8/Tachi_Omodaka_inverted.png/100px-Tachi_Omodaka_inverted.png)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/64/Mitsu_Zaru_inverted.png/100px-Mitsu_Zaru_inverted.png)
初代 市川猿之助
浅草の立師の子、1855年 - 1922年。役者の門人から立役へ出世、澤瀉屋を権門にのしあげ、ついには歌舞伎界を代表する長老になった反骨の苦労人。
市村長松 → 坂東羽太作 → 山崎猿之助 → 松尾猿之助 → 初代市川猿之助 → 二代目市川段四郎
二代目 市川猿之助
初代の長男、1888年 - 1963年。欧米に留学して舞台芸術を学び、生涯新しい形の歌舞伎を模索した風雲児。﹁猿之助﹂の名跡に愛着が深く、53年間にわたってこれを使い続けた。
初代市川團子 → 二代目市川猿之助 → 初代市川猿翁︵隠居名︶
三代目 市川猿之助
二代目の長孫︵三代目市川段四郎の長男︶1939年 - 2023年。﹁劇界の孤児﹂という苦境を乗りこえて、明治以後は疎まれたケレンの復活で一世を風靡、古典劇を﹁復活﹂したり﹁再創造﹂したり、さらに﹁スーパー歌舞伎﹂という新境地まで切り開いた﹁歌舞伎の異端児﹂。
三代目市川團子 → 三代目市川猿之助 → 二代目市川猿翁︵隠居名︶
四代目 市川猿之助
三代目の甥︵四代目市川段四郎の長男︶、1975年 - 。当代。
二代目市川亀治郎 → 四代目市川猿之助