市川白猿
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市川 白猿︵いちかわ はくえん︶は、歌舞伎役者の名跡及び俳名。
その由来は、二代目市川團十郎以降の團十郎が名乗ってきた俳名である栢莚︵はくえん︶を、五代目市川團十郎が、﹁猿は人間に毛が三筋足らぬ﹂という俗語になぞらえ、﹁祖父や父たちの足元にも及ばない﹂という意で白猿と名乗ったものとされている[1][2]。
●五代目市川團十郎 - 自身の子である六代目市川團十郎が早逝した後に、白猿の名で舞台に上がった記録が残っている。
●七代目市川團十郎 - 五代目團十郎の孫で、祖父の名跡を俳名に使っている。
●八代目市川團十郎 - 五代目團十郎の孫かつ、七代目團十郎の長男。祖父および父の俳名を自らも使っている。
●七代目市川海老蔵 - 五代目團十郎の孫かつ、七代目團十郎の三男。祖父および父・兄の俳名を自らも使っている。
●十三代目市川團十郎 - 十一代目團十郎の孫かつ、十二代目團十郎の長男。
脚注[編集]
- ^ “2020年5月、十三代目市川團十郎白猿の襲名披露を発表”. 歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人」. 松竹株式会社 (2019年1月14日). 2019年8月29日閲覧。
- ^ “海老蔵、團十郎「白猿」の理由明かす「父や祖父の足元にも及ばぬという気持ち」”. ORICON NEWS. 株式会社oricon ME (2019年1月14日). 2019年8月29日閲覧。