新宿西口商店街
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(思い出横丁から転送)
新宿西口商店街︵しんじゅくにしぐちしょうてんがい︶は、東京都新宿区西新宿1丁目にある商店街である。別名として思い出横丁、やきとり横丁[1]のほか、かつての俗称ションベン横丁が知られている[2][3]。
空襲の跡がまだ生々しい1946年︵昭和21年︶ごろにできた闇市にそのルーツを持つ[4]。かつては小田急百貨店新宿店まで広がり、300軒ほどの店舗が立ち並んでいたという[5]。
やきとり屋やもつ焼き屋、金券ショップや定食屋が多い[6]。中に入ると、昭和を思わせる小規模な飲食店が所狭しと並んでいる。
1999年︵平成11年︶11月24日には大きな火災が発生し、70店舗中28店舗が全半焼した[1]。
なお、﹁ションベン横丁﹂については大阪市の十三にも同名の俗称や同様のルーツを持つ商店街が存在しており、2014年︵平成26年︶3月7日には火災で36店舗が焼けた[7]が、本商店街とは無関係である。
出典[編集]
(一)^ ab“﹁思い出横丁﹂﹁やきとり横丁﹂の火災について”. 新宿西口商店街振興組合. 2015年12月25日閲覧。
(二)^ 東京戦後地図93
(三)^ “﹁普通﹂が生み出す昭和の味 新宿西口の﹁思い出横丁﹂”. ZAKZAK. (2015年10月30日) 2015年12月25日閲覧。
(四)^ “新宿西口の歴史について”. 新宿西口商店街振興組合. 2015年12月25日閲覧。
(五)^ 東京戦後地図93-94頁
(六)^ “新宿西口 思い出横丁”. 東京観光財団. 2015年12月25日閲覧。
(七)^ “阪急十三駅前で火災、36店舗焼ける 4万5千人に影響”. 朝日新聞デジタル. (2014年3月7日) 2017年8月3日閲覧。
関連項目[編集]
●ブレードランナー - 1982年に公開されたSF映画で、思い出横丁を参考にしたとも言われている。 ●呪術廻戦-作中登場人物が離別するシーンに登場する。参考文献[編集]
●藤木TDC﹃東京戦後地図 ヤミ市跡を歩く﹄実業之日本社、2016年。ISBN 978-4-408-11194-0。外部リンク[編集]
●新宿西口思い出横丁公式サイト座標: 北緯35度41分35.1秒 東経139度41分58.2秒 / 北緯35.693083度 東経139.699500度