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押しボタン式電話機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
押しボタン式電話機ウエスタンエレクトリックのモデル2500DMG



PHS

[]


ITU-T
1 2 3
4 5 6
7 8 9
0 #

ダイヤルパルス方式[編集]

ダイヤルパルス方式は、回転ダイヤルと同様に、押しボタンが押されるたびに、メーク(接)/ブレーク(断)のパルス[注釈 1]と桁間ポーズ(桁間の無音時間)で電話番号交換機に送信する。アウトパルス方式、日本NTTでは「ダイヤル回線」ともいう。

しかし、この方式であっても、#(ナンバー)から始まるダイヤル番号は利用できない。

トーンダイヤル方式[編集]

ウェスタンエレクトリック・モデル1500

NTT

1964AT&T

1964Western Electric Model 150050010101967Model2500#12

[]


1969[ 2]1985[ 3]

/使2005[1]

[]


スター+21980600使

PSTN

3

[]


JR71121622:30#9500

(一)#

(二)1#2#

(三)4+#

(四)+#

(五)+#

(六)+#

(七)4+#

(八)12+#

(九)0#

(十)+#

(11)

217

[]


1969517 : 600-P

1969 : 

1970926 : 使DIALS

1972 : 4

1973 : 700-P

1975331 : [2]

198010 : 601-P

198210 : DIALS

1983 : 800-P

1985 : 

1993 : 900-P

20131312230 : JR[3]

NTT[]

日本電信電話公社日本電信電話株式会社(NTT)の押しボタン式標準電話機の形式
形式 発売年 機能 形態 技術 備考
ダイヤル
パルス切替
スピーカー
受話
オンフック
ダイヤル
再ダイヤル 卓上 壁掛 卓上壁掛共用 送受話器に
押しボタンダイヤル内蔵
送話器 受話器 呼び出し 回路
600-P 1969 - - - - - - - 炭素粉 電磁 磁石電鈴
601-P 1980 - - - - - - トーンダイヤル回路電子化
700-P 1973 - - - - - - 電磁 電磁
スピーカー
完全電子化
701-P 1979 マイクアンプ電子化 加入者線抵抗1500オームに対応
800-P 1983 圧電セラミック 1チップIC 1984年グッドデザイン賞
商品デザイン部門[4]
900-P 1993 - - - - - - デジタルIC・アナログICの
2チップ構成

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ パルス送出時に、受話器が電話回線から切り離される回路構成になっている。ただし、電話機により「ブブブブ…」という音がかすかに聞こえることもある。
  2. ^ 「プッシュフォン」と呼ばれることもある。
  3. ^ トーンダイヤル方式/ダイヤルパルス方式共用の電話交換機普及も相まって、パルス回線専用の回転ダイヤル式電話機は減少している。

出典[編集]

参考文献[編集]

関連項目[編集]