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拡張新字体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

[1][2]

[]


1949185019811945357355

[ 1]11

[]


1950

  1973[2]

JIS1978JIS C 6226-1978JIS10

JIS1983JIS X 0208:1983JISJIS299301

㸿UnicodeJIS
拡張新字体の例
正字 拡張 説明
「鷽」(ウソ)と「鶯」(ウグイス)は全く別の鳥であるが、拡張新字体では同字になる(ただし、一般的には鴬は鶯の拡張新字体として用いられることが多い)[3]
中国の簡体字では「(鷽)」「(鶯)」となっている[注釈 2]
表外漢字字体表」では「攪」を印刷標準字体とし、「撹」を簡易慣用字体とした。
中国の簡体字は「」(「」の簡体字と同じ)。

拡張新字体の縮小[編集]


1990JIS X 0212Shift_JISJIS X 0208使[4]1992

20002JIS X 0213:2000JISShift_JIS

200012[5]

2004JIS X 0213:2004JIS20071OSWindows VistaMSMSOSOS

20071[6]

[]



  • 2010年に常用漢字表が改定された際に新たに追加された漢字の中には、「箋」「捗」「剥」のような複数の字体を持つものが少なくない。
  • 日本漢字能力検定では、拡張新字体を用いて回答することが認められている(検定で正答となる異体字の範囲は漢検協会が独自に定め公開している)。これは従来は表外字が出題されうる準1級以上の試験でのみ認められていることであったが、上に述べた常用漢字表改定を受けて、現在では2級以下の試験でも一部の漢字については認められるようになっている。
  • 奈良県葛城市の「」は拡張新字体である。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 中国の簡体字は 「赎」「犊」「牍」
  2. ^ 但し、「鸴(鷽)」は中国の『通用規範漢字表』に収録されないから、拡張新字体のような問題が生み出した。一部の辞書は既に「」の表記を正字体の「」に改めた。

出典[編集]



(一)^  JIS2002ISBN 4542201295199

(二)^ ab (2014610).  5 34. . 202443

(三)^ .    . 2013126

(四)^ ︿2000ISBN 416660094X129-130

(五)^ ︿2010ISBN 978-4106036682217

(六)^ YOMIURI PC ︿2008ISBN 978-4062576109212

関連項目[編集]

外部リンク[編集]