コンテンツにスキップ

日本のあさあけ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

1952275

[]


195126326195227428548[1]

[2]調使
我々はやはりこの作品に対する一つの今の文部政策、国語政策、こういう観点からこれに対して当然批判というものを持たなければならぬ。而も我々としては今、日本の当面している現代の新らしくこれから生きて行かなければならないところの日本の門出に当つて、こういうような復古調というものが果してふさわしいかどうか、その批判ですね。これが茂吉が作ろうが誰が作ろうが、そんなことは問題でない。我々はこれをプライベートにやられるのなら何も問題ない。ただ文部省がそういう肝いりで制定され、而もそれが参考にしろ流され、歌う所は歌つてくれ、こういうことになるのですが、文部省がそういうふうにして流しますと、努力して歌う。わからなくても教えるということが、全部ではないにしても起りかねない。こういうことによつて国語の政策とか、そういうところに混乱とか、そういうものが起り得る。

(中略)
一体この歌の芸風はどういう芸風になるかという、これは手中局長も天野大臣も御承知の通り高千穂の歌か何かのこれは芸風ですよ。この中の「とほつおや」とかいう回想に持つて行つて、あの時代のつまり何と言いますか、戰争中の皇室中心主義に持つて行つて、軍国主義と結び付いたこういう芸風が抜け切れないで新たな形で出て来ておる、ここが問題だ。


[3][4]

10196237NHK

出典[編集]



(一)^ 195248

(二)^ 195249

(三)^   

(四)^  27520 - 1

関連項目[編集]

以下の2県の県民歌はサンフランシスコ講和条約発効を記念して制定された。