星のブランコ
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交野吊橋「星のブランコ」 | |
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![]() 2019年12月1日 | |
基本情報 | |
国 |
![]() |
所在地 |
大阪府交野市星田 大阪府民の森ほしだ園地 |
交差物件 | 園内遊歩道 |
用途 | 人道橋 |
管理者 | 大阪府 |
施工者 | 松尾橋梁[1] |
竣工 | 1997年(平成9年) |
座標 | 北緯34度45分10秒 東経135度41分07秒 / 北緯34.75278度 東経135.68528度座標: 北緯34度45分10秒 東経135度41分07秒 / 北緯34.75278度 東経135.68528度 |
構造諸元 | |
形式 | 単径間吊橋[2]、木床版無補剛吊橋 |
材料 |
主塔・桁: 耐候性鋼 床版: ベイマツ(米松) |
全長 | 280m |
幅 | 1.4m[2] |
高さ | 50m |
最大支間長 | 200m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
星のブランコ︵ほしのブランコ︶は、大阪府交野市私市︵きさいち︶の近隣、星田に位置する大阪府民の森ほしだ園地にある延長280メートル、最大地上高50メートルの木床版人道吊橋。木床版の人道吊橋としては国内最大級。
1997年︵平成9年︶に第52回国民体育大会﹁なみはや国体﹂︵夏・秋季大会︶秋季、山岳競技の登攀︵とうはん︶会場として[3]、ほしだ園地にクライミングウォールが整備され[4]、同時期[5]、園地内に吊橋が整備の一環として設けられた[2]。
交野市は七夕伝説の里といわれる[5]。また、獅子窟寺︵ししくつじ︶で弘法大師︵空海︶が天から星を降らせた降星伝説の八丁三所︵はっちょうみどころ︶として[6]、北斗七星︵七曜の星︶を祀る星田妙見宮など[7]、星にちなんだ伝承が多くあり﹁星のまち交野﹂とも称されることから[8]、星降る里のシンボルとして、この交野吊橋に﹁星のブランコ﹂の愛称がつけられた[5]。
吊橋からは、ほしだ園地の公園一帯が望め、四季を通じて美しい景色が見られる[5]。ピトンの小屋︵案内所[9]・管理棟[10]︶から星のブランコに向かう歩道や﹁やまびこ広場﹂から展望台に向かう道などに、草花の名前と写真をしるした案内板が数多く設置されている。星のブランコの絶景とともに、四季の草木など自然を楽しむことができるハイキングスポットである。
ほしだ園地内
[編集]紅葉
[編集]![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/39/%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%81%AE%E7%B4%85%E8%91%89.jpg/220px-%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%81%AE%E7%B4%85%E8%91%89.jpg)
新緑、紅葉の季節など吊橋からの眺めは素晴らしく、パノラマの空中散歩が楽しめる。大阪府内の紅葉スポットしても有名である。星のブランコの紅葉は、カエデ科でなく、落葉広葉樹であることから紅葉のシーズンがカエデ科より遅く、12月に入ってからも美しい紅葉が見られる。例年、紅葉のハイシーズンは11月下旬から12月初旬となっている。
交通アクセス
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公共交通機関
●京阪電車交野線﹁私市駅﹂下車。
遊歩道﹁かわぞいの路﹂をピトンの小屋まで[13]徒歩約40分。
星のブランコへはピトンの小屋から﹁ぼうけんの路﹂︵急な階段の路︶を経て約20分。
その後、緩やかな管理道をさらに約5分。
●JR学研都市線﹁星田駅﹂下車。
星田妙見宮を経てほしだ園地に入るまで徒歩約70分。
ここから﹁おねすじの路﹂を経ると星のブランコ。
車
国道1号もしくは国道163号から、国道168号へ。
春と秋の土・日・祝日およびゴールデンウィークは、駐車場が大変混雑し駐車できないことが多い。
特に紅葉のシーズンは駐車場が満車状態が続き、待ち時間に時間を要するため、ハイキングコースを利用したアプローチが望ましい。
利用案内
[編集]- ほしだ園地駐車場
- 営業時間: 休園日を除く 9:00 - 17:00
- 普通自動車: 200円/時間(88台)
- 大型バス: 600円/時間
- ほしだ園地施設
- 星のブランコ 9:30 - 16:30
- ピトンの小屋 9:00 - 17:00
- 園内の散策などは時間制限はなく、自由に入園・利用できる。
- 休園日
- 年末年始12月29日-1月4日
- 休園時は吊橋施設「星のブランコ」や駐車場は利用できないが、入園は自由。
脚注
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(一)^ 日本橋梁建設協会 製作小委員会 無塗装部会﹃耐候性鋼橋梁 実績資料集 第14版︵2007年度受注まで︶﹄︵PDF︶日本橋梁建設協会、2009年1月、101頁。2022年2月12日閲覧。
(二)^ abc広報委員会 編﹁最近完成した橋 (2): 交野吊橋﹁星のブランコ﹂﹂︵PDF︶﹃虹橋 平成10年春季﹄第58号、日本橋梁建設協会、88頁、1998年。2022年2月12日閲覧。
(三)^ “第52回大会︵平成9年・1997年開催︶”. JSPO. 日本スポーツ協会. 2022年2月12日閲覧。
(四)^ “大阪あーかいぶず第56号”. 大阪府公文書館. 大阪府. 2022年2月12日閲覧。
(五)^ abcd“星のブランコ”. 大阪府民の森. 大阪府みどり公社 (2018年). 2022年2月12日閲覧。
(六)^ “交野遺産 八丁三所”. 交野市 (2018年3月12日). 2022年2月12日閲覧。
(七)^ “ご由緒”. ウェブサイト名. 星田妙見宮 (2020年). 2022年2月12日閲覧。
(八)^ “星のまち交野”. 夕刊 読売新聞 (読売新聞大阪本社). (2002年6月18日)
(九)^ “交野吊橋 星のブランコ”. 大阪府 (2022年1月7日). 2022年2月12日閲覧。
(十)^ abcde“ほしだ園地 利用案内”. 大阪府民の森. 大阪府みどり公社. 2022年2月12日閲覧。
(11)^ “ハンバーガー岩”. かたのスイッチ. かたのツーリズム推進協議会. 2022年2月12日閲覧。
(12)^ ab“ほしだ園地︵パンフレット︶” (PDF). 大阪府民の森. 大阪府みどり公社. 2022年2月12日閲覧。
(13)^ “ほしだ園地 アクセスマップ - 天野川沿い遊歩道を歩く” (PDF). 大阪府民の森. 大阪府みどり公社. 2022年2月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- “ほしだ園地”, 大阪府民の森 (大阪府みどり公社)
- “星のブランコ”, 交野タイムズ
- “大阪府民の森 ほしだ園地”, かたのスイッチ (かたのツーリズム推進協議会)