横浜文学賞
横浜文学賞︵よこはまぶんがくしょう︶は、かつて開催されていた文学賞。横浜市を中心とする神奈川県内で、創作・研究・普及などの活動を続け、その成果と功労が大きい個人・団体を顕彰する。小説、詩、短歌、俳句、川柳などのほか、歴史や記録文学などの分野が対象となる。主催は、横浜文芸懇話会。神奈川新聞社、はまぎん産業文化振興財団、有隣堂が協賛している。
受賞者一覧[編集]
●第1回︵1989年︶ 岩藤雪夫︵小説︶ ●第2回︵1992年︶ 松永浩介︵詩︶ ●第3回︵1994年︶ 神谷量平・梨地四郎︵戯曲︶ ●第4回︵1996年︶ 志水剣人︵川柳︶ ●第5回︵1999年︶ 紀田順一郎︵小説・評論︶ ●第6回︵2000年︶ 赤塚行雄︵評論︶ ●第7回︵2001年︶ 上坂高生︵小説・児童文学︶ ●第8回︵2002年︶ 横浜の空襲を記録する会︵記録文学︶ ●第9回︵2003年︶ 復本一郎︵俳句研究︶ ●第10回︵2004年︶ 江刺昭子︵女性史・評伝︶ ●第11回︵2005年︶ 長島三芳︵詩︶ ●第12回︵2006年︶ 鳥居民︵歴史・評論︶ ●第13回︵2007年︶ 平木國夫︵ノンフィクション文学︶ ●第14回︵2008年︶ 高崎隆治︵ジャーナリズム研究︶ ●第15回︵2009年︶ 岩崎京子︵児童文学︶ ●第16回︵2010年︶ 今井清一︵歴史研究︶ ●第17回︵2011年︶ 瀬々倉卓冶︵川柳︶ ●第18回︵2012年︶ 平林敏彦︵詩︶ ●第19回︵2013年︶ 山本進︵芸能研究︶ ●第20回︵2014年︶ 葛城峻︵郷土史研究︶ ●第21回︵2015年︶ 山崎ひさを︵俳句︶ ●第22回︵2016年︶ 大輪靖宏︵俳句︶横浜文学賞受賞者講演会[編集]
2012年より、過去の横浜文学賞受賞者を講師に、横浜文学賞受賞者講演会が開催されている。- 第1回(2012年) 瀬々倉卓冶(第17回受賞者) テーマ:俳風柳多留に見る庶民の暮らしと現代川柳
- 第2回(2013年) 復本一郎(第9回受賞者) テーマ:芭蕉と恋句の世界
- 第3回(2014年) 江刺昭子(第10回受賞者) テーマ:ノンフィクションと女性史
- 第4回(2015年) 葛城峻(第20回受賞者) テーマ:境界を越えると何が見えるか? - 郷土史の髄から天井を覗く
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 横浜文芸懇話会(主な事業のご紹介) - ウェイバックマシン(2014年11月1日アーカイブ分)[リンク切れ]