環境白書
環境白書︵かんきょうはくしょ︶は、環境省が毎年5月ないし6月頃に発行する白書。前年度の自然環境状況に関する報告、本年度に目指す環境保全に関する施策の二部構成になっている。
前身は昭和44年︵1969年︶〜昭和46年︵1971年︶に厚生省が発行した﹃公害白書﹄である。これが昭和47年版︵1972年︶より﹃環境白書﹄へ名を変え、新しく発足した環境庁が発行した。平成13年版︵2001年︶以降は環境省が発行している。平成19年版︵2007年︶からは﹃循環型社会白書﹄と合本になり、平成21年版︵2009年︶からはさらに﹃生物多様性白書﹄も加えた合本になった。
中学生・高校生を対象に総説の内容を図表中心にまとめた﹃図で見る環境白書﹄、小学生・中学生を対象に白書の内容をわかりやすくまとめた﹃こども環境白書﹄も毎年発行されている。
外部リンク[編集]
- “環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書”. 環境省. 2010年11月19日閲覧。 - 過去の版も含め、全文が掲載されている。