シャオロン (KOF)
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(笑龍から転送)
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笑龍 プロフィール
笑龍︵シャオロン、作品内英字表記‥Xiaolon︶は、SNKプレイモアの対戦型格闘ゲーム﹃KOF MAXIMUM IMPACT﹄シリーズに登場する架空の人物。担当声優は松本まきこ。
概要[編集]
﹃KOF MAXIMUM IMPACT REGULATION "A"﹄︵以下﹃KOF MIA﹄と表記︶にてプレイヤーキャラクターとして初登場。キャッチコピーは﹁龍哭万里﹂。 緑を基調としたノースリーブのチャイナ服+だらりと下がった長袖という服装をしており、蠍のような髪型が特徴。 アナザーモデルは白などを基調とした肌の露出が多い服装であり、頭部や腰に花を飾り付けるなど、女性らしさを醸し出している。花は猛毒性のトリカブトとの事。キャラクター設定[編集]
暗殺集団﹁飛賊﹂の一員。飛賊の長で四天王の一人であった龍︵ロン︶の娘であり、デュオロンとは異母兄妹に当たる。父と兄を慕い続けているが、龍の愛人である側室の娘︵本妻の娘ではない︶という立場をわきまえているため、敢えてデュオロンの事を﹁三太子︵サンターツ︶﹂と呼ぶ事にしている。そうする事で彼への愛情を封じ込めている︵﹁兄上﹂と呼ぶ時もあるが︶。三太子とは“三の若君”という意味。 性格は素直で優しいが、気弱で泣き虫な一面もある。年齢はプロフィールに記載されていないが、デュオロンより2つ年下である事がストーリーで確認できるため、19歳とされている。 元は才能に恵まれない少女だったが、愛する父の役に立ちたいという一心で父の同門である麟に師事した。そして毒手を学び、ついには腕のみならず全身そのものを猛毒の塊にしてしまった。そのため、彼女に触れた者はそれだけで死んでしまう。口から漏れる吐息や、流す涙の一滴さえも常人にとっては毒にしかならず、毒に耐性を持つ者︵たとえ師匠の麟であっても︶でさえ命を落としかねない。本人は﹁後悔はしていない﹂と言っている。また、得意である料理をしてもその料理が必ず猛毒入りになってしまう。 龍が飛賊の隠れ里を壊滅させたという事件の後、彼女もまた龍を追うために里を離れる。毒を帯びた忌まわしい身を挺してでも、兄より先に龍を捜し、二人の死闘を止めたいと思っている。 両腕を覆い隠している長い袖の中には様々な暗器が仕込まれており、戦闘ではこれを自由自在に操って戦う。 ﹁暗器を使うのは卑怯﹂である事や、暗殺者という立場のためか、キムとチェ・リムには悪人呼ばわりされている。 恋愛シミュレーション﹃Days of Memories 〜風舞う都でつかまえて!〜﹄では、メインヒロインの一人として登場。ジャンルの性質上﹁彼女に触れただけで死ぬ﹂という設定に問題があったためか、その代わりに﹁触れた者はみんな不幸になる﹂と設定されている。キャラクター性能[編集]
防御力は﹃KOF MIA﹄の全キャラクター中で最低だが、三種類ある構えの使い方によっては非常に威力の高い連続技が可能であり、上級者向けのテクニカルキャラクターとして位置づけられる。技の解説[編集]
技名の多くは中国史上の各時代を代表する美女に由来している。通常投げ[編集]
李氏傾城︵りしけいせい︶ つかんだ相手を突きで吹き飛ばす。 緑珠墜楼︵りょくしゅついろう︶ 足元に引き寄せた相手を蹴り落とし、大槌で殴りつける。構え方[編集]
ジョン・フーンなどが持つ構えとは違い、ダメージを受けたりダウンしたりしても効果が切れることはないが、どの構えで勝利しても、次のラウンド開始時には必ず﹁虞姫献杯﹂に戻される。
虞姫献杯︵ぐきけんぱい︶
腕を前に向けている状態。接近戦重視で、体術を使った技が多い。
貂蝉翻身︵ちょうせんほんしん︶
顔を前に向け、身体を後ろに向けた状態。連続技重視で、武器を使用した技や派生技が主になる。スーパーキャンセルに対応している技が多い。
西施採柴︵せいしさいそう︶
体勢を低くして、両腕をダラリと下げた状態。﹁貂蝉翻身﹂同様、武器を使用した技が主だが、こちらは遠距離戦重視で技のリーチが長い。その反面、動きが鈍くなってしまい機動力に欠ける。