第九軍団のワシ
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第九軍団のワシ The Eagle of the Ninth | ||
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著者 | ローズマリー・サトクリフ | |
訳者 | 猪熊葉子 | |
イラスト | C・ウォルター・ホッジス | |
発行日 |
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発行元 |
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ジャンル | 小説 | |
国 |
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言語 | 英語 | |
形態 | 上製本 | |
ページ数 | 379 | |
公式サイト | www.iwanami.co.jp | |
コード | ISBN 978-4-00-110829-3 | |
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﹃第九軍団のワシ﹄︵だいきゅうぐんだんのワシ、The Eagle of the Ninth︶は、1954年に出版されたローズマリー・サトクリフによる歴史冒険児童小説。ハドリアヌスの長城が築かれた後、紀元2世紀のブリタンニアを舞台とする。
サトクリフの初期にして代表的な作品であり、﹃銀の枝﹄、﹃辺境のオオカミ﹄、﹃ともしびをかかげて﹄、﹃落日の剣 真実のアーサー王の物語﹄、﹃夜明けの風﹄、﹃剣の歌 ヴァイキングの物語﹄、﹃シールド・リング ヴァイキングの心の砦﹄へ続く、エメラルドのイルカの紋章を受け継ぐローマ帝国およびブリテンの家族を描いた一連の作品の1作目にあたる。
あらすじ[編集]
ブリトン人との戦で傷を負い退役したローマの軍人マーカス・フラヴィアス・アクイラは、彼が奴隷にしていたスコットランド人エスカとともに、かつて父が指揮を執り、ブリテン北部で消息を絶った第9軍団ヒスパナの行方を探る旅に出る。着想[編集]
本書の序文によると、物語は史料にある117年の第9軍団ヒスパナの失踪と、1866年のシルチェスター近郊における翼のないワシの銅像の発掘に題材を得ている。銅像を所蔵するレディング博物館は﹁軍団のワシではないが、ローズマリー・サトクリフによってそのような名声を得た﹂としている[1]。翻案[編集]
BBCは1977年にテレビドラマ[2]、1996年にオーディオブック[3]を製作している。 2011年、ケヴィン・マクドナルドが監督し、チャニング・テイタムがマーカス、ジェイミー・ベルがエスカを演じた映画﹃第九軍団のワシ﹄(The Eagle) が公開された。参考文献[編集]
- ^ “Silchester Eagle” (PDF). Reading Museum Service. 2012年1月3日閲覧。
- ^ “The Eagle of the Ninth”. インターネット・ムービー・データベース. 2012年1月3日閲覧。
- ^ Sutcliff, Rosemary (1996). The Eagle of the Ninth. BBC Audiobooks. ISBN 978-0563389200