臘八節
臘八節︵日本語読み‥ろうはちせつ/片仮名読み‥ラーバージェ/拼音表記‥Làbā Jié︶は、中国で陰暦臘月八日︵旧暦12月8日︶に五穀豊穣を祝い、まもなく春節を迎える準備をする日である。
臘八粥に入れる8つの穀物の一例
臘八粥︵ラーバージョウ︶と呼ばれる、おもに小豆、緑豆、豌豆、粟、もち米、トウモロコシ、高粱、小麦など、8種類の穀類を入れて甘い味を付けた粥を食べる習慣がある。現在でもこの頃になるとスーパーで臘八粥の材料が売られており、広く祝われている。中国南部では、この習慣は少なくなっている。
中国の古い習慣では、臘八節が終わると、旧暦12月23日に竈王節︵祭竈節︶があり、まもなく大晦日と春節を迎える[2]。