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航空百日祭

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航空百日祭(こうくうひゃくにちさい)は、日本陸軍軍歌陸軍航空士官学校における卒業百日前を祝う宴(百日祭)を題材にして作られた。

百日祭

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軍歌「航空百日祭」

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百日祭にちなんだ歌は数多くあった[2]が航空兵独自のものが無かったところ、1941年(昭和16年)航士55期生徒間で卒業後の決意や大空を翔る意気込みを綴った自分たちにふさわしい百日祭の歌を作ろうという行動が起こり、梅岡信明士官候補生(操縦分科)が詞を作り、家弓正矢士官候補生(整備分科)が曲をつけた。この歌は56期以降にも定着し、陸軍航空部隊の存在感が増すにつれ広まっていった。

「航空百日祭」を歌った歌手

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脚注

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  1. ^ 『陸軍航空士官学校』161p、候補生の日記より。
  2. ^ 軍歌として有名な歩兵の本領1911年(明治44年)に中央幼年学校における百日祭を歌ったものが原型であり、10番で百日祭を歌う。

関連項目

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参考文献

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  • 陸軍航空士官学校史刊行会編『陸軍航空士官学校』1996年。
  • 山崎正男編『陸軍士官学校』秋元書房、1990年。