英露協商

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英露協商(1907年)
署名 1907年8月31日
署名場所 サンクトペテルブルク
締約国 イギリスの旗 イギリス
ロシア帝国の旗 ロシア帝国
主な内容 イランアフガニスタンチベットにおける両国の勢力範囲を決定
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: Anglo-Russian Entente: Англо-русское соглашение1907

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1890[3]189919011903[3]

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19058[1]190652[1][3]

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1906使1907831

内容[編集]

ペルシア(イラン)に関する協定
北部をロシア、南部をイギリスの勢力範囲として、両国の勢力下におかれない中立地帯も設定した。カージャール朝の独立を尊重することと、この地域における機会均等も確認された。
アフガニスタンに関する協定
アフガニスタンがイギリスの勢力圏であることと、それをロシアが尊重することを確認した。ただし、イギリスのアフガニスタン支配は平和的意義(ロシアと敵対しない)のもとに行われることになった。
チベットに関する協定
チベットに対する領土保全・内政不干渉を確認し、清の宗主権を両国が承認した。

脚注[編集]



(一)^ abcdef : 1891-1907 : 25201237-29 

(二)^ . .  . 2023311

(三)^ abc692012385-123 

外部リンク[編集]