コンテンツにスキップ

電子ジャーナル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 electronic journalonline journal

 PDF, HTML PostScript  ScienceDirect, Springer-Link, Wiley Interscience HighWire Press  J-STAGE 

[]


 1983  (1980 )  BRS  STN  Chemical Journals Online (CJO) 

 OCLC  OCLC Electronic Journals Online OCLC  CORE 4) 1995  Applied Physics Letters Online ,  OCLC  Guidon 使, 使

 TULIP  1990  TIFF  CD-ROM 

1994 Journal of Biological Chemistry  () Mosaic使 HTML PDFPDF使HTMLPDF

電子ジャーナルの特徴[編集]

電子ジャーナルの使い方[編集]




 PubMed SciFinder Web of Science  Google Scholar 使

 HTML  PDF  HTML  PDF 使

 CrossRef Digital Object Identifier (DOI)  DOI 


[]


 PDF 

 PDF  ()  PDF  PDF  (NII)  NII-ELS () 

[]


 ScienceDirect SpringerLINK Wiley Interscience, Nature, Science  () ProQuest, EBSCOHost, HighWire Press  J-STAGE,PierOnline 




電子ジャーナルが研究環境を変えた[編集]

電子ジャーナルが大学や企業に普及しだしてからまだ数年しかたっていないが、これは研究環境を大きく変えたといえる。研究者は文献を調べるのに図書館にいく必要がなくなった。あらゆる調査は研究室のパソコンでおこなうことができ、見つかった論文はすぐにその場でダウンロードできる。また、電子化したことにより検索が容易になり利便性が格段に向上した。米国での調査では、電子ジャーナルの普及により、研究者がよむ文献の数が確実に増大しているとのことである。また新しい論文が発行されると研究者にメールで知らせるアラートサービスがよく使われている。そのメールに書かれている URL をクリックするとすぐに論文が開くようになっている。こうして研究者は迅速に簡単に情報にアクセスできるようになっており、研究の生産性が大幅に向上していることは間違いない。

電子ジャーナルが図書館を変えた[編集]

電子ジャーナルが普及したため、大学などでは研究者が図書館にいかなくなった。研究者は自分の机の上で論文を探してプリントできるからである。企業の図書館などでは、冊子体の雑誌をキャンセルして電子ジャーナルのみを購読する傾向がでている。こうして研究図書館は雑誌を収集保存し閲覧させる場所から、電子ジャーナルやデータベースを契約して研究者に便宜を提供するためのサービス機関に変貌しつつある。しかし、電子ジャーナルは本と違って、ものを買っているわけではないので、予算がなくなってキャンセルしたら、過去分も含めて図書館には何も残らない。多くの電子ジャーナルが欧米出版社のものであることを考えると、これは日本にとっては国家的なリスクともいえる。国によっては、国立図書館が出版社と契約して、万一の場合に備えてのバックアップ (アーカイブ) をおこなうところも見られるようになった。

最近の動き[編集]

オープンアクセス運動[編集]


22

 BioMed Central (BMC)Public Library of Science (PLOS) 

Google Scholar 

 (National Institute of Health: NIH) 12 NIH  NIH  PubMed Central 20055



参考文献[編集]

関連項目[編集]

  • 電子出版
  • CLOCKSS(クロックス) - 世界規模で電子資源を長期保存する事業

外部リンク[編集]