1968年ガルーダ・インドネシア航空CV-990墜落事故
 1967年6月に撮影された事故機 | |
| 事故の概要 | |
|---|---|
| 日付 | 1968年5月28日 |
| 概要 | 不適切な給油によるエンジン故障 |
| 現場 |
 インド マハーラーシュトラ州 サンタクルズ国際空港から北32km |
| 乗客数 | 15 |
| 乗員数 | 14 |
| 負傷者数 | 0 |
| 死者数 | 29 (全員) |
| 生存者数 | 0 |
| 機種 | コンベア CV-990-30A-5 |
| 運用者 |
 ガルーダ・インドネシア航空 |
| 機体記号 | PK-GJA |
| 出発地 |
クマヨラン空港 |
| 第1経由地 |
サンタクルズ国際空港 |
| 第2経由地 |
 ジンナー国際空港 |
| 第3経由地 |
 カイロ国際空港 |
| 最終経由地 |
 フィウミチーノ空港 |
| 目的地 |
 アムステルダム・スキポール空港 |
| 地上での死傷者 | |
| 地上での死者数 | 1 |
| 地上での負傷者数 | 不明 |
1968年ガルーダ・インドネシア航空CV-990墜落事故は、1968年5月28日に発生した航空事故である。クマヨラン空港からアムステルダム・スキポール空港へ向かっていたガルーダ・インドネシア航空のコンベア CV-990-30A-5がサンタクルズ国際空港を離陸直後に墜落した。乗員乗客29人全員と地上の1人が死亡した[1]。この事故はCV-990で発生したはじめての死亡事故だった[2][3]。
事故の経緯[編集]
892便はジャカルタからムンバイ、カラチ、カイロ、フィウミチーノを経由してアムステルダムへ向かう国際定期便だった。CV-990は、ムンバイのサンタクルズ国際空港を夜間に離陸した。離陸から約5分ほどで、エンジンが故障した。機体は急降下し、ほぼ垂直な姿勢で地表に激突した。残骸によりBilalpada村の村人1人が死亡し、数人が負傷した[4][5]。事故調査[編集]
調査から、離陸後5分以内に複数、または全てのエンジンが故障していたと判明した。エンジン故障の原因は、サンタクルズ国際空港での給油時に誤って航空燃料ではなくベンジンを補給したためであった[5]。関連項目[編集]
脚注[編集]
(一)^ “Kecelakaan Pesawat Garuda di Mumbai India”. 2020年4月15日閲覧。
(二)^ “Convair CV-990 hull-loss occurrences”. 2020年4月15日閲覧。
(三)^ “Convair CV-990 accident list”. 2020年4月15日閲覧。
(四)^ “Accident description Garuda Indonesia Airways PK-GJA”. 2020年4月15日閲覧。
(五)^ ab“CRASH OF A CONVAIR CV-990-30A-5 NEAR BOMBAY: 30 KILLED”. 2020年4月15日閲覧。
