78K0S
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Upd78f222.jpg/300px-Upd78f222.jpg)
78K0Sファミリとは、日本電気︵NEC、現在のルネサス エレクトロニクス︶が開発したマイクロコントローラである。単一電源︵2.2V以上。自己フラッシュ機能を使用する場合は2.7V以上︶のみで動作可能であり、動作クロック範囲は1MHz~10MHzである。
●レジスタ ●特殊レジスタ ●PC(プログラムカウンタ)/PSW(プログラムステータスワード)/SP(スタックポインタ) ●汎用レジスタ ●A(R0)/X(R1)/B(R2)/C(R3)/D(R4)/E(R5)/H(R6)/L(R7) ●条件付でレジスタペア﹁AX(RP0)/BC(RP1)/DE(RP2)/HL(RP3)﹂として使用可能︵メモリアクセスは偶数アドレス限定︶
●フラッシュメモリ(1ブロック256Byte。プログラムコード及びバックアップ用データエリア兼用) ●内部高速RAM(スタック共用)
●使用頻度の高い関数はテーブル定義可能(CALLT) ●﹁saddr﹂はレジスタを介する事無く演算可能。 ●﹁CALLT﹂と﹁saddr﹂はコードサイズの削減を目的としたショート命令が用意されている。
特徴[編集]
データシート・プログラミング環境・フラッシュ回路図が無償公開されており、安価に開発・使用が可能である。フラッシュ回路製作に使用する部品も入手が容易である︵完成品はルネサス エレクトロニクス・サンハヤトから販売されている︶ 8MHz内蔵クロック/480kHzウォッチドッグタイマが内蔵されており、内蔵クロックのみ使用する場合には外付け回路として﹁リセット端子プルアップ抵抗﹂﹁電源安定用コンデンサ﹂のみで動作する。 CMOSロジックであるが、LEDドライブ等の大電流用オープンドレインポートが用意されている。また静電気(サージ)対策も施されている。 命令は可変長である。1命令に要する実行クロック数は最短2クロック/最長10クロックである。アーキテクチャ[編集]
●8Bit(リトルエンディアン) ●メモリ空間‥0000-FFFF ●0080-‥オプションバイト ●FF00-FFFF‥ポート・内蔵ペリフェラル制御レジスタ(SFR) ●FE20-FF1Fはショートアドレッシング可能(saddr)●レジスタ ●特殊レジスタ ●PC(プログラムカウンタ)/PSW(プログラムステータスワード)/SP(スタックポインタ) ●汎用レジスタ ●A(R0)/X(R1)/B(R2)/C(R3)/D(R4)/E(R5)/H(R6)/L(R7) ●条件付でレジスタペア﹁AX(RP0)/BC(RP1)/DE(RP2)/HL(RP3)﹂として使用可能︵メモリアクセスは偶数アドレス限定︶
●フラッシュメモリ(1ブロック256Byte。プログラムコード及びバックアップ用データエリア兼用) ●内部高速RAM(スタック共用)
●使用頻度の高い関数はテーブル定義可能(CALLT) ●﹁saddr﹂はレジスタを介する事無く演算可能。 ●﹁CALLT﹂と﹁saddr﹂はコードサイズの削減を目的としたショート命令が用意されている。
シリーズ[編集]
基本的に内蔵機能によりシリーズ分けされており、内蔵メモリサイズにより細分されている。 (一部機能を制限した廉価版も同一シリーズ内に存在する) 以下にオールフラッシュ製品を列挙する。- 78K0S/KA1+
- 78K0S/KB1+
- 78K0S/KU1+
- 78K0S/KY1+
その他[編集]
- 内蔵高速RAMは命令フェッチ不可である。
- 純正品はSOPパッケージであるが、78K0S/KA1+はサンハヤトよりDIPパッケージ(78K0S/KA1PCX)が販売されている。但し評価用であり保証は無い(純正品は標準水準以上であり、特性が保証される)