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arg max

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 sinc  argmax = {0}  x= 0  1 x= ±4.49  0.217 argmin  {4.49, 4.49}  0.217 argmin  {1.43, 1.43} [1]

 (argument of the maximum) [note 1]argmax ( argmax) 


[]




 f argmax  
(ただし P は最大をとる範囲に入るために x が満たすべき条件) で定義される。即ちその値は f(x) がその最大値を達成する点 x 全体の成す集合である。
同じことだが、f の最大値 M が既知であるならば、arg max を最大値に対する等位集合(最大値 M引き戻し
 



 argmin (argmin)  arg minx f(x)  f(x)  x min 



 max  
である。右辺の集合は空集合となり得る(最大値がない場合がある)が、空でなければ必ずただ一つの元(つまり最大値)しか持たない。

注意[編集]


 f(x) = 1  |x| (1  x 1) 1 x= 0 




,

.



,

.

arg max : 

x3  R.

() arg max [2]

注釈[編集]

  1. ^ 混同を避けるため、臨界点臨界値英語版のように、入力 x のことは「点」、出力 y のことは「値」と呼び分けることは便利である。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ [1]
  2. ^ 有界閉とコンパクト 東京大学基礎数理の授業の講義資料。コンパクト空間の基礎的な定理によってコンパクト集合ならば有界閉集合になることを示している。

外部リンク[編集]