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Wikipedia:児童・生徒の方々へ

半永久的に半保護されているページ

このページでは、小学生から大学生くらいまでの若い人たちに、ウィキペディアに参加するときに注意してほしいことをまとめました。できれば、ウィキペディアで編集をする前に読んでおいてください。

なお、すでにトラブルに巻きこまれているのであれば、自分のどこに問題があったのかを考える手がかりとして、このページをお読みください。

ウィキペディアは、子どもをどうあつかっているでしょうか

ウィキペディアは、利用者(ウィキペディアの編集に参加している人)の年令を確かめていません。子どもからお年寄りまで立場としては平等であり、子どもであっても編集に参加することができます。

しかしこれは、別の言い方をすれば「子どもであっても特別あつかいをしない」ということです。失敗したときに、「まだ子どもなのだから(許して)」という言い訳は通じません。子どもの利用者は、書きこんだ内容の正確さ、合意の形成(話し合い)での態度など、すべての場面で、大人と同じ一人前の人間としてあつかわれ、一人前の人間として受け答えすることが求められます。

これは、年少者にとってはかなりきびしいことです。あなたには、大人の間に入って、大人といっしょに、大人と同じように仕事をこなす能力があるでしょうか。まず、そのことを考えてみてください。

ウィキペディアは、百科事典を作るためのプロジェクトです




SNS




年少者に特に気をつけていただきたいこと



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1. 調

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2. !

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3. 



4. 

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1. 削除依頼(さくじょいらい)や即時削除依頼(そくじさくじょいらい)を出す場合には、十分な注意を
ある記事について消してほしいとき、削除依頼に出すことになるのですが、そこで「その項目が必要か不要か」「その項目は著作権を侵害しているかどうか」など、いろいろな側面からの検討が必要になります。そういった検討は、多くの知識を持ち、社会経験を積んで、はじめてできるものでもあります。あなたが削除すべきだと思っても、実はその項目には大きな価値があるかもしれません。
2. 議論・投票への参加はきちんと理解をしてから
さまざまな議論や投票に参加するのならば、「そこで何が問題になっているか」をきちんと理解してからにしましょう。
それぞれの議論や投票は、ウィキペディアのルールに基づいて行われています。ウィキペディアのルールを読まずに自分の考えを述べても、その考えは間違っているかもしれません。また、議論や投票には、背景があります。それらの背景をきちんと読まなければ、何が問題になっているのかもわかりません。
わからないままに議論や投票に参加するのは、他の利用者にとっても問題を解決する上でも、迷惑以外のなにものでもありません。
3. ほかの利用者への注意も用心深く
ウィキペディアのほかの利用者の行動に問題があると思ったときに注意をするのにもまた、用心深い方がいいでしょう。
他人に注意をしたり、説教したりすることは、意外とむずかしいものです。ウィキペディアであなたの周囲にいるほかの利用者の多くは、あなたより知識があり、社会経験も積んでいる人々です。そういう人々に注意をし、まちがいを直させることは、簡単なことではありません。
また、知識不足や経験不足が原因で、問題のない行動を問題のある行動だと思いこんでしまうこともあります。問題のない行動を注意されたら、たいていの人は気分を害し、ときには激しい反論をしてくるかもしれません。
不用意に注意をすることは、ウィキペディアにとっても、あなた自身にとっても、マイナスにしかなりません。年少者は、他の利用者に注意をすることについて、注意深くあるべきです。どうしても見過ごせないと思ったときには、だれか信用のできる大人の利用者に相談をしてみてはいかがでしょうか。

あなたがもし、注意されたら

あなたが注意されたときどうすればいいかを、まとめておきましょう。

1. 感情的に言い返すのは、やめておきましょう
注意されるというのは、あまり楽しいことではありません。そこで、注意されてすぐに、感情的になって言い返してしまうひとがいます。しかしそれは、まちがった対応です。本気を出した大人と言い合いをやって言い負かしてしまえるほど、世の中はやさしくありません。
2. 最低でも一晩、よく休んで考えてみましょう
注意されたら、まず「自分の行動のどのようなところが注意されたのか」を、最低でも一晩、よく休んで考えてみましょう。注意したひとは、注意したわけをいちいち全部説明してくれないかもしれません。そこで方針文書を読んだり、こういうことなのだろうかと、いろいろ考えてみたりしなければならないこともあります。また、あなたが、注意されたことをきちんとわかったと思っていても、それもまたまちがえているかもしれません。
3. わからなくても、とりあえず「ごめんなさい」は、まちがいのもと
注意された内容がわからなくてもとりあえずごめんなさいとあやまる方法もあります。しかし、言葉であやまっても、行動がなおらなければ、次の注意はもっと厳しいものになります。必要なことは、反省すべきところをきちんと反省して同じまちがいをくり返さないということです。
4. もしかしたら、あなたにはウィキペディアは、まだ早いのかもしれません
考えても、なにを注意されたのかがよくわからなかったり、また注意をうけたりしたのなら、もしかすると、あなたにはウィキペディアで活動するのはまだ早かったのかもしれません。あなたが無理をしてウィキペディアに参加しつづけても、ほかの利用者は困りますし、あなただって傷ついてしまうかもしれません。そういうときは、いったんウィキペディアへの参加はやめて、何年かたって大人になってから出直すのがいいでしょう。

では、年少者はどのようにウィキペディアに参加するのがよいのでしょうか

はっきり言いますと、年少者には、ウィキペディアで活動して認められるチャンスはあまりありません。ですが、みなさんなら手元にさまざまな書物があるでしょうし、必要に応じて使える図書館があります。また、児童や生徒のみなさんの本分は勉強をすることですから、その時間もあるはずです。そのことを生かして、より多くの書物を読み、見聞をひろめ、時間をかけて少しずつウィキペディアに慣れていく、という方法を強くおすすめします。

手元にあったり借りたりできる資料や、それらの資料を使える立場を十分に生かし、1日に1か所書き加えるといったところからやってみてはいかがでしょうか。興味のある項目を読み、決まりを調べることで、まずはウィキペディアに慣れていきましょう。大きな編集をしたり、項目を新設したり、管理作業に手をつけたりといったことは、5年先、10年先、あなたが知識を増やし、ものごとを分別する目を養い、社会経験を積んでからでも十分に間に合うことです。

ウィキペディアは息の長いプロジェクトですから、5年、10年たっても同じように続いているはずです。

あせらずにゆっくり慣れていきましょう。