今、世間から熱い視線を集めている俳優がいます。それが、高橋一生︵たかはし いっせい︶さん。
1月17日から放送が始まったTBSドラマ﹃カルテット﹄では、ヴィオラ奏者を演じ、かつてジブリ映画﹃耳をすませば﹄でヴァイオリン職人・天沢聖司の声優も担当していたことも再び注目を集めています。
そして、1月20日︵金︶放送のバラエティ番組﹁A-Studio﹂には、ゲストとして登場。
番組で高橋一生さんは、ロックバンド・never young beachの安部勇磨さんが実の弟であることを明かすことが報道された直後には、同バンドの公式サイトがアクセス過多で接続しづらくなるという状況が起きるほどでした。
高橋一生とは?
高橋一生さんは、1980年生まれの俳優。
ドラマ﹃怪奇大家族﹄や映画﹃MEATBALL MACHINE﹄では主演も務めていますが、これまでは作品を支える名脇役という印象を持っていた人も多かったはず。
ですが、2015年のTVドラマ﹃民王﹄で演じた内閣総理大臣の秘書・貝原茂平役が好評を集め、第1回コンフィデンスアワード・ドラマ賞と第86回ザテレビジョンドラマアカデミー賞でそれぞれ助演男優賞を受賞。
さらに、同作のスピンオフ作品﹃民王スピンオフ〜恋する総裁選〜﹄﹃民王番外編 秘書貝原と6人の怪しい客﹄では主役に抜擢されるなど、以前にも増して注目を集めはじめていました。
そして2016年に公開された映画『
シン・ゴジラ』では、ゴジラ対策に奮闘する巨災対メンバーであり、有能かつ、とりわけ際立った存在の
安田龍彦を熱演。映画の記録的大ヒットもあり、高橋一生さんの人気を決定づけました。
『耳をすませば』天沢聖司ではヴァイオリン職人を演じた高橋一生
もっと遡ると、1995年には、﹃耳をすませば﹄で、メインキャラクター・天沢聖司の声優を担当。当時は俳優としての出演作も多くなかった高橋一生さんですが、その後も、ファンの間で度々話題にあがっていました。
ヴァイオリン奏者であり、ヴァイオリン職人でもある天沢聖司。ドラマ﹃カルテット﹄では、そんな高橋一生さんが、ヴィオラ奏者・家森諭高役を好演。
﹁天沢聖司がヴァイオリンの製作者からヴィオラ演奏者に!﹂と、キャラクター同士を重ねてドラマを見る視聴者も数多く見られました。
— 綿貫大介 (@watanukinow) 2017年1月17日
1月27日︵金︶には日本テレビ系列の番組﹁金曜ロードSHOW!﹂で放送となる﹃耳をすませば﹄にも、再び注目が集まっています。
高橋一生の弟が、never young beach 安部勇磨
そんな、各方面で話題を呼ぶ高橋一生さんがトークバラエティ﹁A-Studio﹂に出演。
先述の通り、次世代を担うロックバンドと目されているnever young beachのボーカル/ギターである安部勇磨さんが実弟であることが放送に先んじてメディアに報じられると、同バンドの公式サイトにアクセスが集中して一時的に閲覧できなくなるほどの反響を呼びました。
人気の再燃に伴って、さまざまな話題が飛び交う高橋一生さん。一部のファンの間では、ドラマ﹃逃げるは恥だが役に立つ﹄︵逃げ恥︶主演をつとめ、現代のポップアイコンとして絶大な存在感を放つ星野源さんと比較する声も上がりはじめるなど、まだまだその熱は収まりそうにありません。
ふじきりょうすけ
執筆
/ director/Editor
1990年生まれの大阪人。﹃ジョジョの奇妙な冒険﹄をいつも心に携えながら2015年3月よりKAI-YOU.netにて記事を鋭意執筆中。バンド、アイドル、ヒップホップ、ディスコ……渋谷の騒音にもまれつつ今日もポップを探求しています。
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