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日記 Archive
持続的な漁業・魚食運動は、どうやら次の段階に突入したっぽい
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ガーディアンが気仙沼のサメ漁業を非難している件について
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「水産資源の持続可能な利用とトレーサビリティの確保にむけて:国際動向と日本の取り組み」
- 2011-02-08 (火)
- 日記
トラフィックとWWFが共同でセミナーを行うようです。
なかなかおもしろそう。
トレーサビリティーとIUU漁業に関心があるひとは、是非。
【トラフィックセミナーご案内】「水産資源の持続可能な利用とトレーサビリティの確保にむけて:国際動向と日本の取り組み」 | ワシントン条約情報と野生生物取引情報:トラフィックイーストアジアジャパン.
Mr. Melcom Pohl Block
ナミビア漁業海洋資源省
「持続可能な漁業とナミビアの挑戦」Mr. Richard Parsons
英国環境食糧農林省 (Defra)
「英国におけるEUのIUU規則の施行状況と水産物の国際取引」中村宣之氏
有限会社鰻ト商店 専務取締役
「ウナギ養殖とトレーサビリティ:生産情報公表JAS(養殖)認定取得事例」Ms. Joyce Wu
トラフィック イーストアジア 台北
「EUのIUU規則と中国の水産物国際取引」山内 愛子
WWFジャパン 海洋プログラム 水産担当
「食卓から船までーWWFが水産物トレーサビリティに期待する役割ー」高橋 そよ
トラフィック イーストアジア ジャパン 水産プログラムオフィサー
「なぜ今、水産物のトレーサビリティが必要なのか:トレーサビリティ関連法とその課題」
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シーフードサミット その1
- 2011-02-08 (火)
- お知らせ | シーフード サミット | 世界の漁業 | 日記 | 研究
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漁業管理が、領土問題を未然に防ぐ
- 2010-10-04 (月)
- 日記
![Image1010041](http://katukawa.com/wp-content/uploads/Image1010041.png)
![Image1008051](http://katukawa.com/wp-content/uploads/Image1008051.png)
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公的資金による巻き網船の大型化には、慎重であるべき その2
- 2010-09-13 (月)
- 日記
![Image1009133](http://katukawa.com/wp-content/uploads/Image1009133.png)
現状 | 改革1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | |
水場量(t) | 15,000 | 14,250 | 14,250 | 14,250 | 14,250 | 14,250 |
水揚高(千円) | 819,000 | 780,000 | 781,000 | 782,000 | 783,000 | 783,000 |
単価(円/Kg) | 54.6 | 54.7 | 54.8 | 54.9 | 54.9 | 54.9 |
儲かる漁業創業支援とあるが、いったい誰が、どの程度のスパンで儲かるのだろう。すでに採算がとれていない乱獲漁業を税金で延命しているだけではないか。今もとめられている水産政策は、魚の価値を高めることで、資源管理による一時的な漁獲量削減に耐えられるような経営体の創出である。薄利多売をしている船団が、漁獲量で勝負をするのをアシストしても、長い目で見れば、漁業の衰退を早めるだけである。
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公的資金による巻き網船の大型化には、慎重であるべき その1
- 2010-08-20 (金)
- 日記
日本の小型浮魚類の漁獲量︵トン︶↓
![img10082001](http://katukawa.com/wp-content/uploads/img10082001-450x264.png)
巻き網漁業の主な漁獲対象であるアジ、サバ、イワシは、総じて資源状態が悪い。97年から2007年の10年間に大型巻き網船によるこれらの漁獲量は、100万トンから、45万トンに減少している。絶 え間ない技術革新によって、漁獲効率が格段に高まっているにもかかわらず、漁獲量が半減しているのである。
![img10082003](http://katukawa.com/wp-content/uploads/img10082003-450x311.png)
![img10082004](http://katukawa.com/wp-content/uploads/img10082004-450x339.png)
![img10082005](http://katukawa.com/wp-content/uploads/img10082005-450x242.png)
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日本の捕鯨が海外から非難をされる仕組み
- 2010-06-18 (金)
- 日記
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境港のマグロをイオン系スーパーで発見
- 2010-06-07 (月)
- 日記
![img10060702](http://katukawa.com/wp-content/uploads/img10060702-450x226.png)
![img10060703](http://katukawa.com/wp-content/uploads/img10060703.png)
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![image1007](http://katukawa.com/wp-content/uploads/image1007.jpg)
![img10060706](http://katukawa.com/wp-content/uploads/img10060706.png)
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岐路に立つ水産行政
- 2010-05-28 (金)
- 日記
![img10052811](http://katukawa.com/wp-content/uploads/img10052811.png)
1︶情報操作の限界
情報公開の時代になると、誰もが、ネット経由で、簡単にデータを入手できる時代になった。ABCやTACの値は別々の場所に、目立たないように置いてあるので、一般の人が偶然目にしてしまう確率は低い。しかし、知っている人間なら、5分もあれ ば、数字を拾ってきてグラフを作れてしまう。また、インターネットの世界では、漁業者向けに発信した情報が、一般向けに簡単にリークされてしまう。相手によって情報を変えて、上手く立ち回るというこれまでの方法論は、機能しなくなった。情報公開は、 今後も進んでいくのは明らかなので、これは一時的な現象ではなく、構造的なものである。2︶資源枯渇による、漁業者間の利害対立
全ての漁業者が無規制漁業の短期的恩恵を等しく教授するわけではない。ノーガードで打ち合えば、最後には、効率的な大型巻き網やトロールが勝つに決まっている。釣りなど漁獲効率で劣る沿岸漁業が生き残るには、沖合漁業への漁獲枠が必要なのだ。たとえば、カツオ一本釣りの明神さんは、ずいぶん前から、個別漁獲枠制度の導入を社会に訴えている。カツオの一本釣りや、マグロの一本釣り業界からは、こういう声が上がり始めている。規制を望む漁業者は今後も増えいていくだろう。岐路に立つ水産行政
水産庁は大きな分かれ道に立っている。これまでのやり方を続けて、信用を失い続けるのか。それとも新しい方法論を模索するのか。 今までのやり方は、すでに通用していない。ABCとTACの乖離を非難されたときに、水産庁は﹁TACが過剰なのは、漁区の偏りを無くすための調整枠である﹂という説明をした。これは明らかに無理がある。たとえば、スケトウダラ日本海北部系群の場合、ABCが4000トンのところを、TACが16000トンであった。沿岸の漁場は1カ所だし、沖合底引きは漁場を自由に移動できるので、ABCの3倍も調整枠が必要になるわけが無いのである。無茶な正当化を繰り返した結果として、組織としての信用を失い、最後には方向転換を余儀なくされた。屁理屈をつけて先延ばしをしているうちに、スケトウダラ日本海北部系群は、ほぼ壊滅してしまった。この悲しい歴史を繰り返してはならない。 では、新しい方法論について論じてみよう。重要な点は、情報公開を前提とすることだ。情報を全てオープンにしたときに、ある程度説明がつくような施策でなければ、後で立ちゆかなくなる。情報をオープンにした上で、消費者︵納税者︶、沿岸漁業者、沖合漁業者、加工・流通業者が、納得するような落としどころを探らなくてはならない。 消費者︵納税者︶を納得させるには、科学的アセスメントに基づき、資源の持続性を維持する必要がある。つまり、生物学的許容漁獲量よりも低いTACを設定しなくてならない。限られた漁獲枠が、無益な早どり競争で浪費されるのを防ぐために、漁獲枠をそれぞれの大型船と沿岸コミュニティーに事前に配分する必要がある。ようするに、ABCを守った上で、個別漁獲枠︵IQ︶制度をやればいいわけだ。IQ制度によって、質の高い魚がコンスタントに捕れるようになれば、加工・流通業者の支持は必ず得られる。 簡単な話じゃないか 😛- Comments: 9
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