アズマギク(英語表記)Erigeron thunbergii A.Gray

改訂新版 世界大百科事典 「アズマギク」の意味・わかりやすい解説

アズマギク
Erigeron thunbergii A.Gray


西1040cm12cm2346133.5cm5mmE.alpicolus Makino2.53.5mmE.alpinus L.Alpine fleabaneAster savatieri Makino

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百科事典マイペディア 「アズマギク」の意味・わかりやすい解説

アズマギク

 
1037cm12cm3cm565mm2.53.5mm  

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アズマギク」の意味・わかりやすい解説

アズマギク
あずまぎく / 東菊
[学] Erigeron thunbergii A.Gray

キク科(APG分類:キク科)の多年草。茎は直立し、高さ10~40センチメートル。根出葉はへら状倒披針(とうひしん)形で幅1~2センチメートル。やや束生する。同形で根出葉よりは小さめの葉が2~3個、茎に互生する。4~6月、淡紫色の舌状花と黄色の筒状花からなる頭花が茎の頂に単生する。開花直径は3~3.5センチメートルで、美しい。中部地方以北の本州の乾燥した草原に生える。西日本ではみられないが、関東に多いキクという意味で和名がつけられた。なお、一般にアズマギクとよばれる園芸品種はミヤコワスレのことで、ここでいうアズマギクとは関係がない。

小山博滋 2022年1月21日]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アズマギク」の意味・わかりやすい解説

アズマギク(東菊)
アズマギク
Erigeron thunbergii(Aster dubius)

 
48cm1040cm133.5cm E. thunbergii var. glabratus  

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世界大百科事典(旧版)内のアズマギクの言及

【ミヤマヨメナ】より


34mm

※「アズマギク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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