キクラデス諸島(読み)キクラデスショトウ(英語表記)Kykládhes

デジタル大辞泉 「キクラデス諸島」の意味・読み・例文・類語

キクラデス‐しょとう〔‐シヨタウ〕【キクラデス諸島】

 
Kyklades220  

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改訂新版 世界大百科事典 「キクラデス諸島」の意味・わかりやすい解説

キクラデス[諸島]
Kikládhes
Cyclades


Kyklades21010km2192700km2SírosErmoúpoliskyklos︿綿MíkonosThíraÁndrosTínosSífnosAmorgósKíthnosÍosSérifosKéaSíkinos

3000-2000︿125貿213161830西

3200-11003200-2000︿2000-16001600-11001500

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「キクラデス諸島」の意味・わかりやすい解説

キクラデス諸島
きくらですしょとう
Kykládhes


22025721128002003


歴史

初期青銅器時代にはエーゲ世界で先進的役割を演じた。中期から後期青銅器時代にかけての重要な文化的拠点はミロス島のフィラコピ、ティラ(サントリン)島のアクロティリ、ケア島のアヤ・イリニである。歴史時代には主としてイオニア方言のギリシア人が定住し、ペルシア戦争後はアテネ海上同盟(いわゆるデロス同盟)に加盟して、アテネの支配に服した。ヘレニズム時代にはプトレマイオス王朝の対マケドニアの基地が各地に築かれ、のちローマ、ビザンティン帝国の支配を経て、13世紀からベネチアの勢力下にたち、15世紀後半からオスマン帝国に支配された。19世紀前半のギリシア独立戦争によってギリシア領となった(1832)。

[馬場恵二]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キクラデス諸島」の意味・わかりやすい解説

キクラデス諸島
キクラデスしょとう
Kikládhes

 
 Kyklades24 2523km29 5083 (1991)   

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世界大百科事典(旧版)内のキクラデス諸島の言及

【エーゲ文明】より


西3000(2800)1200

【住居】より

…これは石灰岩の薄板を円錐形に積み上げたもので,白い外壁と黒っぽい屋根とがコントラストをなす。
[キクラデス諸島の2種のタイプ]
 エーゲ海のキクラデス諸島では少雨のため屋根はフラット(陸屋根)になる。住居は立地する地形に対応して,大きく二つのタイプに分かれる。…

※「キクラデス諸島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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