キルケゴール(読み)きるけごーる(英語表記)Søren Aabye Kierkegaard

デジタル大辞泉 「キルケゴール」の意味・読み・例文・類語

キルケゴール(Søren Aabye Kierkegaard)

 
18131855  

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精選版 日本国語大辞典 「キルケゴール」の意味・読み・例文・類語

キルケゴール

 

(一)( Søren Aabye Kierkegaard  ) 
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「キルケゴール」の意味・わかりやすい解説

キルケゴール
きるけごーる
Søren Aabye Kierkegaard
(1813―1855)

デンマークの著作家、哲学者。5月5日コペンハーゲンに生まれる。

[宇都宮芳明 2015年11月17日]

生涯と著作


Michael Pedersen Kierkegaard1756183856Ane Sørensdatter Lund17681834457()171841

 1837514Regine Olsen1822190418418()F18421843184618431844184518441846

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 20151117

思想とその影響


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 20151117

21119621970199551 19791966201448 1979

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改訂新版 世界大百科事典 「キルケゴール」の意味・わかりやすい解説

キルケゴール
Søren Aabye Kierkegaard
生没年:1813-55


183034233835︿4010Regine Olsen︿41

 43︿18431844184618491850︿469︿︿1855910稿

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百科事典マイペディア 「キルケゴール」の意味・わかりやすい解説

キルケゴール

 
18411842︿︿︿K.184318441849
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キルケゴール」の意味・わかりやすい解説

キルケゴール
Kierkegaard, Søren Aabye

[生]1813.5.5. コペンハーゲン
[没]1855.11.11. コペンハーゲン
デンマークの哲学者,神学者。現代実存哲学の創始者,プロテスタンティズムの革新的思想家として知られる。コペンハーゲン大学で神学を学んだ。父の死後 (1838) 本格的研究を決心,1840年 17歳のレギーネ・オルセンと婚約したが,翌年破棄した。 41年ベルリンで F.シェリングの講義を聞き,42年帰国,著作活動を始めた。哲学的にはヘーゲル,シェリングの観念論の批判から出発し,「単独者」「主体性」などの概念を中心にして実存論的思索を展開した。神学的には当時のデンマークの教会のあり方を攻撃し,教会的キリスト教の変革を説き,信仰と実存の問題を深く掘下げた。主著『あれか,これか』 Enten-Eller (43) ,『おそれとおののき』 Frgyt og Baeben (43) ,『反復』 Gjentagelsen (43) ,『不安の概念』 Begrebet Angest (44) ,『人生行路の諸段階』 Stadier paa Livets Vei (45) ,『死に至る病』 Sygdommen til Døden (49) 。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「キルケゴール」の解説

キルケゴール
Sören Kierkegaard

1813~55

デンマークの宗教思想家,哲学者。ニーチェとともに実存主義の祖。ヘーゲル哲学の方法を量的弁証法と批判し,いかにして神の前に一人で立つキリスト者になるかという実存の質的弁証法を主張した。主著『死に至る病』『不安の概念』など。

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旺文社世界史事典 三訂版 「キルケゴール」の解説

キルケゴール

キェルケゴール

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世界大百科事典(旧版)内のキルケゴールの言及

【実存主義】より


 19(1846)︿︿

【死に至る病】より

…アンティ・クリマクス著として1849年にコペンハーゲンで刊行されたキルケゴールの著作。題名は新約のラザロ復活物語(《ヨハネによる福音書》11章)から採られた。…

【罪】より

…そのため,キリスト教の罪観念は一般的価値としての善悪の観念によっては測られないものがある。キルケゴールは《死に至る病》(1849)第2部で,悪を善の欠如や無知と呼ぶギリシア哲学の規定は,キリスト教の罪観念をほとんど理解しないものだ,という。この書は罪を神の前での絶望,反抗と呼び,神と人間との根源的関係の齟齬(そご)と規定したが,この規定はS.フロイトやユングにおいても顧みられている。…

※「キルケゴール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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