コレステロール(読み)これすてろーる(英語表記)cholesterol

翻訳|cholesterol

デジタル大辞泉 「コレステロール」の意味・読み・例文・類語

コレステロール(cholesterol)

 
()()DHDL LDL  

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精選版 日本国語大辞典 「コレステロール」の意味・読み・例文・類語

コレステロール

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] cholesterol ) 高等脊椎動物の体内に含まれるステリンの一種。脂肪のような白色光沢のある鱗片状の結晶。特に、脳、神経組織、副腎に多く含まれている。生体に不可欠な役割を果たすが、血中の濃度が高まると動脈硬化症の原因になる。コレステリン。
    1. [初出の実例]「血圧だのコレステロールだの尿に糖の出るのだの」(出典:栂の夢(1971)〈大庭みな子〉一)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コレステロール」の意味・わかりやすい解説

コレステロール
これすてろーる
cholesterol


殿18()D()

 CoAHMG-CoAHMG-CoAHMG-CoA


食生活との関係


3231

 D

 LDLHDLHDLHDL14440

 ()1130220240



1999199920012007 Food & Cooking Data2003

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改訂新版 世界大百科事典 「コレステロール」の意味・わかりやすい解説

コレステロール
cholesterol




cholesterinC27H46O386.7

 1800mgCoA調3--3-CoA 3-hydroxy-3-methylglutaryl CoAHMG CoA調HMG CoA

 漿chylomicronVLDLLDLLDLde novo synthesis調HDL

 漿LDLLDLM.S.BrownJ.L.GoldsteinLDL-LDLLDLLDL

 漿LDL漿130240mg/dl6501000mg/dl270550mg/dl

 5LDL

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化学辞典 第2版 「コレステロール」の解説

コレステロール
コレステロール
cholesterol


cholest-5-en-3β-olC27H46O(386.65)5,6--149  39°()2 mg mL1 70 (-)R.B. Woodward()R. Robinson()W.S. JohnsonK.E. BlockF. LynenJ.W. Cornforth()CoA2,3-3[CAS 57-88-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

百科事典マイペディア 「コレステロール」の意味・わかりやすい解説

コレステロール

 
DVLDL-LDL-HDL-VLDLLDLHDLVLDLLDLHDL調HDLLDLLDLHDL︿︿
便  

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家庭医学館 「コレステロール」の解説

これすてろーる【コレステロール】

 
 cholestereos
 使
 
   

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栄養・生化学辞典 「コレステロール」の解説

コレステロール

 
 C27H46O (mw386.66)

 120220mg/dl  

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コレステロール」の意味・わかりやすい解説

コレステロール
cholesterol

コレステリンともいう。高等動物の脂肪の不鹸化物質中より,白色光沢のある鱗片状晶として得られる脂肪様物質。特に脳,神経組織,副腎に多く,肝臓,腎臓などにも含まれる。融点 149℃。水,アルカリ,酸に不溶。有機溶媒に溶ける。動物体内で組織脂肪としてリン脂質と結合して存在,また遊離しても存在する。胆汁酸,ビタミンD,性ホルモン,副腎皮質ホルモンなどは食物として摂取したコレステロールから合成される。妊娠,ネフローゼ,高血圧症,糖尿病,動脈硬化症などのとき,血中コレステロール量は増加する。生理作用,酸化過程は不明の点が多い。

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世界大百科事典(旧版)内のコレステロールの言及

【ステロイド】より


 3sterolSterin(3)3

【胆汁】より




 95()()調

【胆汁色素】より


便10

【中性脂肪】より

…天然に見いだされる脂肪酸誘導体のなかで最も広く分布している一群の脂質で,脂肪酸とグリセリンのエステルであるグリセリド,脂肪酸とコレステロールのエステルであるコレステロールエステルが主要なものである。ほかに量的にはずっと少ないが広く分布するアルキルエーテルアシルグリセロールがある。…

※「コレステロール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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