デジタル大辞泉 「ニョッキ」の意味・読み・例文・類語 ニョッキ(〈イタリア〉gnocchi) パスタの一種。小麦粉に卵・牛乳・チーズなどを加えて練り、棒状にのばして小さく切ったり、小さく丸めてゆでたもの。バターで炒(いた)めたりソースをかけて食べる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ニョッキ」の意味・読み・例文・類語 ニョッキ (一)〘 名詞 〙 ( [イタリア語] gnocchi ) ジャガイモ、小麦粉、チーズ、卵、牛乳でつくった団子状のパスタ。ソースをかけて食べる。 (一)[初出の実例]﹁カネロニーや、ニョッキのたぐひも、︿略﹀ドロリとした味で食ひたい﹂(出典‥ロッパ食談︵1955︶︿古川緑波﹀新版洋食記I ) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニョッキ」の意味・わかりやすい解説 ニョッキにょっきgnocchi イタリア語 単数形はgnoccoであるが料理名としては複数形を用いる。語源は、ロンバルド語からベネト方言に入ったgnoco︵でっぱり、こぶ︶であろうといわれている。ジャガイモをゆでてつぶしたものと、小麦粉または硬質小麦粉でつくる団子状のものをさし、料理としては、その団子をゆでてミートソース、バター、チーズなどをかけて仕上げる。地方によって材料や調理の仕方がかなり異なる。たとえば有名なローマ風ニョッキは、硬質小麦粉、牛乳、卵、バターで団子をつくって天火で焼き、バターやチーズをかけて仕上げる。通常、プリモ・ピアット︵第一の料理︶に入るが、ラツィオ地方︵イタリア中央部︶の牛乳のニョッキは菓子の一種である。 ﹇西村暢夫﹈ [参照項目] | イタリア料理 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「ニョッキ」の解説 ニョッキ【gnocchi(イタリア)】 パスタの一種で、だんご状のもの。代表的なものとして、裏ごししたじゃがいもに小麦粉・卵などを加えて練った生地で作るものなどがある。グラタンにしたり、ソースをかけたりして食べる。 出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報