ハッカ(読み)はっか(英語表記)Japanese mint

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハッカ」の意味・わかりやすい解説

ハッカ
はっか / 薄荷
Japanese mint
[学] Mentha canadensis L.
Mentha arvensis L. var. piperascens Malinv.


APG湿3060()26()()54421mentholmenthone

 12968103()

 M. × piperita L.M. spicata L.

 

 2021917

食品

ハーブスパイス(香草系香辛料)として用いられるハッカは、ペパーミントとスペアミントの2種がある。さわやかな透き通るような清涼感のある風味が特徴で、これは主成分のメントールに由来する。スペアミントには甘い香りがあり、ペパーミントのほうが香味がやや刺激的である。葉をもんだりすりつぶしたりして、ミントソース、ミントゼリーに用いるが、とくに羊肉料理、ローストラムには欠かせない。ミントキャンディー、ソース、デザートやチョコレートにも加えてさわやかさを楽しむ。とくにペパーミントはリキュール酒によくあい、カクテルに用いられることも多い。アラブ諸国では日常的な飲料としてミントティーが飲用されている。

[齋藤 浩 2021年9月17日]

薬用


()()1.510()

 2021917

文化史


15112()()1697()1719

 2021917

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改訂新版 世界大百科事典 「ハッカ」の意味・わかりやすい解説

ハッカ (薄荷)
Japanese mint
Mentha arvensis L.var.piperascens Malinv.


湿60cm781804-181887

 122使使西M.pulegium L.pennyroyal


l-piperitone



ハッカ (客家)
Hakkas
Kè jiā


︿西西15001429312417

 2

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デジタル大辞泉プラス 「ハッカ」の解説

ハッカ

 
使  

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栄養・生化学辞典 「ハッカ」の解説

ハッカ

 →ミント

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世界大百科事典(旧版)内のハッカの言及

【住居】より


西西西

 2

【台湾[省]】より

…本省人とは,第2次大戦終結前までに開拓を主な目的として,対岸の福建・広東両省から入台した漢族とその末裔を指す。本省人はまた使用言(母)語別に福佬(ふくりよう)人と客家(ハツカ)人の2系統に分かれる。前者は閩南(びんなん)(福建省南部の泉州と漳州が中心)と福佬語に近い潮州語をあやつる広東省潮州府出身者を含む。…

【中国料理】より


︿(姿)︿()︿()︿()

【客家語】より

…使用人口は推定3700万。その顕著な字音特徴は古全濁声母の無条件無声有気化であるが,これは江西の贛(かん)諸方言にも見られ,贛客家を一つに分類する考えもある。客家の華北からの移住は比較的新しく,〈客〉の呼称は土着先住民に対する〈よそ者〉を意味する。…

※「ハッカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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