精選版 日本国語大辞典 「ハードディスク」の意味・読み・例文・類語 ハード‐ディスク (一)〘 名詞 〙 ( [英語] hard disk ) コンピュータの磁気ディスク記憶装置のうち、アルミニウム合金製の円板。大容量で、外部記憶装置として用いられる。固定ディスク。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「ハードディスク」の意味・わかりやすい解説 ハードディスク 磁性体を塗布したアルミニウムの円盤︵ディスク︶を高速回転させて,磁気ヘッドでデータを記録再生する装置。ディスクの直径は2.5インチ︵主にノートパソコン用︶と3.5インチ︵主にデスクトップパソコン用︶が主流である。記録密度は年々増えており,2013年4月現在では数テラバイト以上の容量をもつものもある。インターフェースとしてはSCSI︵スカジー︶方式とIDE方式がある。ゴミやほこりに弱いので通常は密閉されている。またディスクを高速に回転することから,ハードディスク自体が発熱し,振動にも弱いが,比較的安価なため広く利用されている。 →関連項目磁気ディスク|ストレージ|フラッシュメモリドライブ|メモリー|ランダムアクセス 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
ASCII.jpデジタル用語辞典 「ハードディスク」の解説 ハードディスク コンピューターの記憶装置のひとつ。ハードディスク・ドライブ、HD、HDDとも呼ばれる。ガラスやアルミニウム合金に磁性体を塗布した円盤にデータを記録する。コンピューターのメインメモリー上のデータは電源を切ると消えてしまうが、ハードディスク内に記録されたデータは、電源を切っても消えることがない。ハードディスクのケース内には、複数枚の円盤と読み書きをするための磁気ヘッドなどが収められている。磁気ヘッドは、円盤の回転によって生まれる空気の層を利用して1000分の1ミリ以下の距離に浮いているため、衝撃や振動に弱い。パソコン本体のケースに内蔵するタイプと、外付けするタイプの2種類がある。また、他の電子機器同様に製品寿命があり、データの定期的なバックアップが必要。 出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
知恵蔵 「ハードディスク」の解説 ハードディスク パソコンで最も主要なデータの記憶装置。パソコンに内蔵するタイプとUSBなどを利用して外付けするタイプとがあるが、外付けタイプは内蔵用のハードディスクに電源などを追加してケースに入れたものである。外見は箱状だが、装置内に1枚から複数枚の磁気ディスク(円盤)が内蔵され、CD‐Rなどと違い、読み書きする装置と記録メディアが一体構造なのが普通。読み書きする装置も含めれば、現行の記憶装置の中で最も容量あたりのコストが低い。DVDレコーダー、デジタル音楽プレーヤー、カーナビ、家庭用ゲーム機などにも内蔵されている。 (斎藤幾郎 ライター / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
カメラマン写真用語辞典 「ハードディスク」の解説 ハードディスク 英語のHard Disk 。略してHDと表記されることが多い。データ記憶装置のひとつで、大容量を特長にパソコンに搭載されたり、外部記憶装置として活用されている。 内部は、磁性体を塗ったディスクを何枚も重ねた構造で、これを高速回転させ、磁気ヘッドでデータの読み書きを行う。デジタルカメラでも マイクロドライブ という小型のハードディスクが開発され、RAW画像や動画などの容量の大きいデータも保存が可能となった。 出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報
IT用語がわかる辞典 「ハードディスク」の解説 ハードディスク【hard disk】 コンピューターで使われる代表的な記憶装置のひとつ。磁性体を塗布した金属製のディスクを高速で回転させ、磁気ヘッドによりデータの読み出しや書き込みをする。◇﹁固定ディスク﹂ともいう。本来、﹁ハードディスク﹂はディスク︵円盤︶状の記憶媒体を指すが、基本的に読み出し・書き込み装置と一体化しているため、装置全体を指す﹁ハードディスクドライブ﹂﹁HDD﹂の意で用いられることが多い。 出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報
世界大百科事典(旧版)内のハードディスクの言及 【記憶装置】より …磁気記憶装置で使われる記憶媒体として,1950年代には磁気ドラムが使われたこともあるが,その後長期にわたって磁気ディスクや磁気テープが主流だった。磁気ディスクとしては,後述するハードディスク(固定ディスク)やフロッピーディスクなどがある。磁気テープとしては,記憶装置専用のカセットテープのほかにオーディオ・ビデオ用とほぼ同じ媒体も使われている。… ※「ハードディスク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」