出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
イスラーム法学上,ムフティーが照会者の求めに応じて示す,具体的問題についての法学意見。シャリーアのもとで本来は私的な法律相談として普及したが,特に西方イスラーム世界(マグリブ)やオスマン帝国では公的な制度となった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
…セルジューク朝は政府の任命する官職にしようとして失敗,オスマン帝国はイスタンブールのムフティーの職名とした(トルコ語でシェイヒュル・イスラムşeyhülislam)。ウラマーを統轄してカーディー(裁判官),ムフティーの任免権を握り,ファトワーfatwā(意見書)によってスルタンの国事行為を制約し,事実上シャリーア(イスラム法)施行の責任者となった。【嶋田 襄平】。…
…セルジューク朝は政府の任命する官職にしようとして失敗,オスマン帝国はイスタンブールのムフティーの職名とした(トルコ語でシェイヒュル・イスラムşeyhülislam)。ウラマーを統轄してカーディー(裁判官),ムフティーの任免権を握り,ファトワーfatwā(意見書)によってスルタンの国事行為を制約し,事実上シャリーア(イスラム法)施行の責任者となった。【嶋田 襄平】。…
※「ファトワー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...
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