マントル(英語表記)mantle

翻訳|mantle

デジタル大辞泉 「マントル」の意味・読み・例文・類語

マントル(mantle)

 
1290082()()()
2 
[]漿  

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精選版 日本国語大辞典 「マントル」の意味・読み・例文・類語

マントル

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] mantle )
  2. マント
    1. [初出の実例]「着ると姿の見えなくなるマントルを」(出典:青年と死と(1914)〈芥川龍之介〉)
  3. ガス灯の炎をおおい、光を出させる用具。硝酸トリウム硝酸セリウムをしみこませた木綿、人絹などをつりがね形の網に編んで焼き硬化させて作る。ガスマントル。〔舶来語便覧(1912)〕
  4. 地球の地殻の下から深さ約二九〇〇キロメートルの核に至るまでの層。カンラン岩を主成分とする固体層であると考えられ、地球全体積の八二パーセントを占める。温度は上部で摂氏約一〇〇〇度、下部では五〇〇〇度に及ぶ。

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改訂新版 世界大百科事典 「マントル」の意味・わかりやすい解説

マントル
mantle


83%

 35km12km2900km28802890km

 mm1cm110cm

調19401940K.E.BullenB413kmC413984kmD984km400km400900km900km660km

 100200km1930B.Gutenberg60%

 400600kmP20P.Byerly192620400km60400km660km%500km

 T.Lay250300kmS3%

 100km1000200km500km1500

 660km660km


1960km12100km200250km150200km

 

73400kmFeMgSiO4β500kmβγγMgFeSiO3MgFeOMgFeSiO3MgFeOSiO2660km

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百科事典マイペディア 「マントル」の意味・わかりやすい解説

マントル

 
()35km12km2900km400km400900km36g/cm34001500100200km
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マントル」の意味・わかりやすい解説

マントル
mantle

 
 35km510km 2900km 83% 410660km660km 3.4g/cm3 5.6g/cm3 500 4000 100km  
 


Mantle, Mickey

 
[]1931.10.20. 
[]1995.8.13. 
 Mickey Charles Mantle195168 5361955195619581960419615419561218195619571962 MVP退1983 19851974殿  

マントル

外套膜」のページをご覧ください。

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化学辞典 第2版 「マントル」の解説

マントル
マントル
mantle


352900 km 83 4.5 g cm3 7.7513.64 km s14.357.30 km s1 V.M. Goldschmidt()(1922)L.H. Adams(1927)A.E. Ringwood(1958)

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岩石学辞典 「マントル」の解説

マントル

地下約35kmの深さにあるモホロヴィチッチ不連続と,約2 900kmの深さにある核の間に位置する岩石圏(geosphere)で,一般に橄欖(かんらん)岩質の組成と推測されている[Daly : 1943].その他に基盤岩石を覆っている未固結の岩石の一般的な名称に用いる[Grabau : 1920].

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世界大百科事典(旧版)内のマントルの言及

【核】より

…この現象は,地球深部にP波速度が急激に減少する境界があるために生ずると考えられた。この境界の内側が核であり,外側はマントルと呼ばれる。震源からマントル内を通過して伝搬したP波は,このマントル‐核境界を通過する際に,核内のP波速度が遅いために,地球の中心部の方へ屈折する。…

【カンラン岩(橄欖岩)】より


(cumulate) (35900km)

【地球】より

…チャンドラー運動はおもに四季の気圧配置や海流の変化による。このほか南極の氷床の消長,大地震,地殻変動,地球の核とマントルとの間の電磁気的カップリングによっても自転速度に変化が生じる。海水と海底との間に生じる潮汐摩擦によって自転にブレーキがかかり,しだいに自転速度が減る現象を永年減速といい,1日の長さが100年間に約0.014秒ずつ長くなる。…

【マントル対流】より

…地球のマントルに深部から表面近くまでに達する大規模な熱対流が存在すると仮定して,熱も物質も対流に乗って運ばれるとすると,地殻と上部マントルに起こっている諸現象をうまく説明することができる。熱せられた地球が表面から冷えていく段階で,その内部に熱対流が生じるだろうとは古くから指摘されていた。…

※「マントル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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