人事行政(読み)じんじぎょうせい

改訂新版 世界大百科事典 「人事行政」の意味・わかりやすい解説

人事行政 (じんじぎょうせい)


1232

 ︿1920︿退G.E.

 career service︿︿

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人事行政」の意味・わかりやすい解説

人事行政
じんじぎょうせい
personnel administration

組織の個々のポストに必要な人材を確保し,さらに,その能力を十分発揮させるだけの勤労意欲をもたせるための活動ないし制度。その基本は科学的人事行政と呼ばれるアプローチである。ここでは職務分析と職階制を通じて必要な能力の所有者をポストにつけ,職階制と勤務評定を使って勤労意欲を必要な水準に維持しようとする。しかし民主主義的文化をもった豊かな社会では,このアプローチは権威主義的なものとして反発を受け,かえって勤労意欲を引下げかねない。そこで,このアプローチを補完するものとして,人間関係論的アプローチが利用されはじめている。ここでは人間の多様な欲求を満足させるための手段,たとえば決定過程に対する一般構成員の参加を活用して,勤労意欲を高めようとする。 (→人事管理 )

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