デジタル大辞泉 「人畜」の意味・読み・例文・類語 にん‐ちく【人畜】 1人間と畜生。また、人間界と畜生界。じんちく。 2 ﹁人畜生﹂の略。 じん‐ちく︻人畜︼ 1人間と畜類。人と家畜。﹁人畜無害﹂ 2 人情味のない人をののしっていう語。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「人畜」の意味・読み・例文・類語 にん‐ちく【人畜】 (一)〘 名詞 〙 (二)① 人類と畜類。人と家畜。じんちく。 (一)[初出の実例]﹁夫金を以て人畜(ニンチク)の形を作るに﹂(出典‥米沢本沙石集︵1283︶一) (三)② ﹁にんちくしょう︵人畜生︶﹂の略。 (一)[初出の実例]﹁人畜(ニンチク)のやうにいひなされて﹂(出典‥評判記・色道大鏡︵1678︶一三) じん‐ちく︻人畜︼ (一)〘 名詞 〙 (二)① 人類と畜類。人と家畜。にんちく。﹁人畜無害﹂ (一)[初出の実例]﹁雷雨、神祇官屋災、往々人畜震死﹂(出典‥続日本紀‐天平二年︵730︶六月壬午) (二)[その他の文献]︹漢書‐陳湯伝︺ (三)② 人情のない人をあざけっていう語。ひとでなし。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例