色道大鏡(読み)シキドウオオカガミ

デジタル大辞泉 「色道大鏡」の意味・読み・例文・類語

しきどうおおかがみ〔シキダウおほかがみ〕【色道大鏡】

 
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精選版 日本国語大辞典 「色道大鏡」の意味・読み・例文・類語

しきどうおおかがみシキダウおほかがみ【色道大鏡】

 

(一)()
 

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改訂新版 世界大百科事典 「色道大鏡」の意味・わかりやすい解説

色道大鏡 (しきどうおおかがみ)


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「色道大鏡」の意味・わかりやすい解説

色道大鏡
しきどうおおかがみ

遊女評判記。18巻。藤本箕山(きざん)(1628―1704)作。1678年(延宝6)ごろの成立。30年以上に及ぶ諸国の遊里での著者の見聞や体験に基づき、遊里に関して必要な知識や作法を詳述した作品。遊里での独特のことばを解説し、遊女や遊客の作法を説き、全国各地の遊里の由来、内実を紹介し、遊里で行われる音曲や手紙について説明を加え、遊女の系統図を付し、著名な遊女たちの逸話を伝え、さらには、遊里以外の女たちの性風俗の解説にまで及ぶ。まさに遊里、性風俗百科全書とも称すべき書である。本書は、西鶴(さいかく)の好色物の成立に影響を与えているだけではなく、風俗研究書としても高い価値をもち、現在、元禄(げんろく)期(1688~1704)までの遊興の世界を幅広く詳細に知ることができるものとして、研究者の間で利用される機会も多い。

[谷脇理史]

『野間光辰編著『完本色道大鏡』(1961・友山文庫)』『同解題『色道大鏡』全3巻(1974・八木書店)』

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百科事典マイペディア 「色道大鏡」の意味・わかりやすい解説

色道大鏡【しきどうおおかがみ】

江戸時代の遊女評判記。藤本(畠山)箕山〔1628-1704〕著。1678年序。18巻。箕山は京都の上層町人で,早くから遊女評判記に筆を染めていたが,その後全国的規模の色道百科の編述を期して作りあげたのがこの本。近世初期遊女評判記中出色のもの。60余州を30有余年にわたって歩き,集めた資料,経験をまとめている。色道の用語,色道指南から遊女の評判までを記す。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「色道大鏡」の意味・わかりやすい解説

色道大鏡
しきどうおおかがみ

 
186 (1678) 30西 ( )  

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