仏師(読み)ブッシ

デジタル大辞泉 「仏師」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐し【仏師】

仏像を作る工匠。仏工。
[類語]職人熟練工工匠細工人研ぎ師飾り職彫り物師陶工画工表具師

ぶっし【仏師】[狂言]

狂言。偽仏師が仏像を求める田舎者をだまして吉祥天の製作を引き受け、自分が吉祥天の仏像になりすますが、いろいろ形を直すうちに正体がばれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仏師」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐し【仏師】

 

(一)[1]    
[  ]︿" />
[  ]︿
(二)[](810824)
(二)[2] 
 

ぶ‐し【仏師】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぶっし」の促音の無表記 ) =ぶっし(仏師)[ 一 ]

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「仏師」の意味・わかりやすい解説

仏師 (ぶっし)


62331︿852-935︿?-774310231223︿9377︿41020︿︿︿120272010515

 宿



出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「仏師」の意味・わかりやすい解説

仏師
ぶっし


62331()()()()()()()()()()310231223()()()

 ()()41020()271202010515

 ()()()()



出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仏師」の意味・わかりやすい解説

仏師
ぶっし

 
 ()  () 2 (1022)  ()   

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「仏師」の意味・わかりやすい解説

仏師【ぶっし】

 
()()  

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

山川 日本史小辞典 改訂新版 「仏師」の解説

仏師
ぶっし

仏像制作者の称。623年(推古31)の法隆寺金堂釈迦三尊像に「司馬鞍首止利(くらつくりのおびととり)仏師」とみえる。奈良時代には官営工房に属し,官寺の造仏に従事するのが一般的で,平安時代には寺院に属したり,個人の注文に応じたりするようになった。しだいに仏師が僧籍に入るようになり,11世紀の定朝(じょうちょう)以降,有力仏師は僧綱(そうごう)に任じられ,その社会的地位を確立した。寄木造の完成にともない分業が進んだ結果,造像を主宰する大仏師とそれを助ける小仏師に呼称が分化した。定朝の弟子は京仏師と奈良仏師とにわかれ,近世までこれらの系統は仏師の主流となった。室町時代には職人化した俗名仏師も現れた。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社日本史事典 三訂版 「仏師」の解説

仏師
ぶっし

仏像をつくる工人
奈良時代には造仏所に所属,平安時代には有力寺院に属し,仏師の機構がととのい,工房である仏所がつくられた。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

普及版 字通 「仏師」の読み・字形・画数・意味

【仏師】ぶつし

仏工。

字通「仏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の仏師の言及

【絵仏師】より


945(8)1000(2)

【興福寺仏師職】より

…大仏師職ともいう。平安中期の11世紀前半に活躍した定朝によって職業仏師としての地位が確立して以後,奈良や京都などの大寺院には仏師がおり,仏所が置かれた。…

【宿院仏師】より


宿宿

【定朝】より

…平安中期,11世紀前半に活躍した仏師。日本彫刻史上屈指の名匠といわれる。…

【仏所】より


()

※「仏師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

タコノキ


12m7cm()...


コトバンク for iPhone

コトバンク for Android