前田夕暮(読み)マエダユウグレ

デジタル大辞泉 「前田夕暮」の意味・読み・例文・類語

まえだ‐ゆうぐれ〔まへだゆふぐれ〕【前田夕暮】

 
18831951()()()()  

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精選版 日本国語大辞典 「前田夕暮」の意味・読み・例文・類語

まえだ‐ゆうぐれ【前田夕暮】

 

(一)()()
 

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20世紀日本人名事典 「前田夕暮」の解説

前田 夕暮
マエダ ユウグレ

 

 





16(1883)727



26(1951)420



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退



退373941434481314()(5 )


 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「前田夕暮」の意味・わかりやすい解説

前田夕暮
まえだゆうぐれ
(1883―1951)


()()()21()25()29()19111910()()4()19121519327



51972737 1979

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改訂新版 世界大百科事典 「前田夕暮」の意味・わかりやすい解説

前田夕暮 (まえだゆうぐれ)
生没年:1883-1951(明治16-昭和26)

歌人。神奈川県生れ。本名洋造。父久治は秦野市(当時,大住郡大根村)の自由民権家。1904年上京,尾上柴舟の門に入り若山牧水らと車前草(しやぜんそう)社を結び,のち06年白日(はくじつ)社を創立。処女歌集《収穫》(1910)により自然主義の歌人として牧水と併称された。11年,白日社から《詩歌》を創刊して,萩原朔太郎らに発表の場を与え,多くの詩人,歌人を育成した。《生くる日に》(1914)で外光派的歌風に転じ,《水源地帯》(1932)では自由律短歌を唱導,晩年,定型に復した。《前田夕暮全集》5巻(1972-73)がある。〈木に花咲き君我が妻とならむ日の四月なかなか遠くもあるかな〉(《収穫》)。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「前田夕暮」の意味・わかりやすい解説

前田夕暮
まえだゆうぐれ

[生]1883.7.27. 神奈川,大根
[没]1951.4.20. 東京
歌人。本名,洋造。中郡中学校中退後,上京 (1904) して尾上柴舟の門に入り,その主宰する車前草社に属したが,まもなく独立し (06) ,『明星』派歌風に対立する雑誌『向日葵 (ひぐるま) 』やパンフレット歌集『哀楽』 (06,07) で歌壇に進出。歌集『収穫』 (10) ,雑誌『詩歌』創刊 (11) によって若山牧水とともに自然主義の二大歌人と目されるにいたった。平面描写風な客観的手法に特色を示す『陰影』 (12) を経て,色彩感覚の強烈な歌風の『生くる日』 (14) に移行し,さらに北原白秋らと歌誌『日光』を創刊 (24) して自由明快な歌風を広め,口語自由律短歌運動から新興短歌運動への道を開いた。

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百科事典マイペディア 「前田夕暮」の意味・わかりやすい解説

前田夕暮【まえだゆうぐれ】

歌人。本名洋造。神奈川県生れ。尾上柴舟を中心に創設された車前草社(しゃぜんそうしゃ)に参加,歌集《収穫》を出して《別離》の若山牧水と併称された。白日社を結び,歌誌《向日葵》や《詩歌》を創刊主宰。《詩歌》では萩原朔太郎らが詩を発表している。一時自由律短歌を作ったが再び定型に復帰した。歌集《生くる日に》《水源地帯》《青樫は歌ふ》のほか,随筆集《緑草心理》などがある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「前田夕暮」の解説

前田夕暮 まえだ-ゆうぐれ

1883-1951 明治-昭和時代の歌人。
明治16年7月27日生まれ。尾上柴舟(おのえ-さいしゅう)にまなぶ。明治39年白日社を創立。44年「詩歌」を創刊。若山牧水とともに自然主義歌人として知られ,一時,自由律短歌を提唱した。昭和26年4月20日死去。67歳。神奈川県出身。本名は洋造。歌集に「収穫」「陰影」,随筆集に「緑草心理」など。
【格言など】孤独の寂しさが人間の心を静かに燃やしてくれる

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367日誕生日大事典 「前田夕暮」の解説

前田 夕暮 (まえだ ゆうぐれ)

生年月日:1883年7月27日
明治時代-昭和時代の歌人
1951年没

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