加持(読み)カジ

デジタル大辞泉 「加持」の意味・読み・例文・類語

か‐じ〔‐ヂ〕【加持】

 
()︿adhihāna
1 
2 
3 
4 ()()
[]  

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精選版 日本国語大辞典 「加持」の意味・読み・例文・類語

か‐じ‥ヂ【加持】

 

(一)   ( [] adhihāna  ) 
(二) 
(三) (  ) ()()
(一)[](823824)
(四) 
(一)[](970999)
(五) 
(一)[]()(984)
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「加持」の意味・わかりやすい解説

加持
かじ


()()()adhihāna()()()()()()()()()()()

 ()()()()()


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百科事典マイペディア 「加持」の意味・わかりやすい解説

加持【かじ】

 
︿︿()()
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「加持」の意味・わかりやすい解説

加持
かじ
adhiṣṭhāna

仏教用語。所持,護念ともいう。仏の大慈悲心が人々に加わり,人々の信心に仏が感応してお互いに感得し合い道交すること。また,祈祷を通して仏力を信者に与え,信者はその仏力をおさめ保つことができるから祈祷を加持ともいう。現在は病人加持,帯加持など,現世利益の祈祷として流布している。

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世界大百科事典(旧版)内の加持の言及

【加持祈禱】より


使

【仏教】より


[密教の形成]
 哲学的論争と精密な理論の確立は,他面,大乗仏教から宗教運動としての迫力を薄くしたようで,民衆の新しい要求は新宗教運動として密教を生み出した。密教は仏の絶対性が超越的なものというより,人間に内在的に働くことを強調し,これを如来の三密(身・口・意による3種の秘密業)による加持(仏が絶対的慈悲から,衆生のために身・口・意のさまざまな形を示し,その形の中に住すること)と説明する。その由来するところは,ベーダ以来のインド的な,言葉のもつ呪力に対する崇拝にあり,大乗経典でも陀羅尼の形で多く説かれている(密教でいう真言,すなわちマントラとは,元来,ベーダの文句のもつ呪力を指す。…

※「加持」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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