デジタル大辞泉 「助教授」の意味・読み・例文・類語 じょ‐きょうじゅ〔‐ケウジユ〕【助教授】 大学・高等専門学校などの教授に次ぐ職階。また、その人。学校教育法の改正によって平成19年︵2007︶4月より准教授となった。 [類語]教授・コーチ・先生・師・師匠・指南役・師範・宗匠・師父・教師・教員・教諭・教官・講師・ティーチャー・プロフェッサー・チューター・インストラクター・尊師・恩師・旧師・先師・名誉教授・客員教授・准教授・助教・講師・助手 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「助教授」の意味・読み・例文・類語 じょ‐きょうじゅ‥ケウジュ【助教授】 (一)〘 名詞 〙 大学・高等専門学校などで、学生を教育し、学術研究にたずさわる教員のうち、教授につぐ職階。また、その人。 (一)[初出の実例]﹁各分科大学の教官は教授及助教授とす﹂(出典‥帝国大学令︵明治一九年︶︵1886︶一一条) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
大学事典 「助教授」の解説 助教授じょきょうじゅ かつて大学に存在した教員の職階の一つで,学校教育法58条︵当時︶でその職務は﹁教授の職務を助ける﹂と規定されていた。これは,助教授は教育研究を行うことを通じて教授の教育研究を助けることを意味するものであるが,職名から職務内容の理解が十分に得られていないこと,大学や分野によっては実態にそぐわない状況が見られること,英語の直訳である﹁assistant professor﹂が国際通用性の観点から不適切であるといった課題が指摘されていた︵2005年1月24日中央教育審議会大学分科会大学の教員組織の在り方に関する検討委員会﹃大学の教員組織の在り方について︿審議のまとめ﹀﹄︶。これを踏まえて,2005年︵平成17︶に学校教育法が改正されて助教授の職は廃止されることとなり,2007年4月1日の法改正施行を受けて同職は准教授職に置き換えられた。 著者: 大場淳 出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報