デジタル大辞泉 「教諭」の意味・読み・例文・類語 きょう‐ゆ〔ケウ‐〕【教諭/教喩】 ﹇名﹈(スル) 1 教えさとすこと。 2 ︵教諭︶教育職員免許法による普通免許状を有する、幼稚園、小・中・高等学校、中等教育学校、特別支援学校の正教員。旧制では、中等学校の正規の教員をいった。 [類語]先生・師・師匠・指南役・師範・宗匠・師父・教師・教員・教授・教官・講師・ティーチャー・プロフェッサー・チューター・インストラクター・尊師・恩師・旧師・先師・コーチ・名誉教授・客員教授・助教授・准教授・助教・助手 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「教諭」の意味・読み・例文・類語 きょう‐ゆケウ‥【教諭・教喩】 (一)〘 名詞 〙 (二)① ( ━する ) 教えさとすこと。ていねいに教えること。訓諭。 (一)[初出の実例]﹁教二喩史生尾張少咋一歌一首并短歌﹂(出典‥万葉集︵8C後︶一八・四一〇六・題詞) (二)﹁委細御伝言、御教諭(ケウユ)に預り、有難存候﹂(出典‥談義本・当風辻談義︵1753︶三) (三)② ( 教諭 ) 教育職員免許法による普通免許状を持ち、学校教育に携わる者。小・中・高等学校、養護・ろう・盲学校および幼稚園の正教員。旧制では、中等学校の正規の教員をいった。 (一)[初出の実例]﹁東京府開成中学校︿略﹀教諭 宮本久太郎﹂(出典‥風俗画報‐二〇三号︵1900︶神田淡路町) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「教諭」の意味・わかりやすい解説 教諭きょうゆ 教育職員免許法に基づく相当の普通免許状または特別免許状をもつ,小学校,中学校,高等学校,中等教育学校,特別支援学校および幼稚園の教員の職名。旧制度では,小学校の訓導に対し,中等学校の正規の教員の職名であった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
世界大百科事典(旧版)内の教諭の言及 【教師】より …教育勅語と同年に出された小学校令にもとづき,91年6月には︿市町村立小学校長及教員名称及待遇﹀により,名称は小学校長,高等訓導,訓導,准訓導,授業師,准授業師の6種にわけられたが,11月にこれが全面改正され,小学校長,訓導(正教員),准訓導(准教員)の3種に改められ,訓導の名称は戦後の6・3制が発足するまでつづいた。一方,中学校,高等女学校の教員の名称は教諭であった。 学校の整備とともに教員の資格についても規定が整えられるようになる。… ※「教諭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」