因明(読み)インミョウ

デジタル大辞泉 「因明」の意味・読み・例文・類語

いん‐みょう〔‐ミヤウ〕【因明】

 
︿hetu-vidyā()()()()  

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精選版 日本国語大辞典 「因明」の意味・読み・例文・類語

いん‐みょう‥ミャウ【因明】

 

(一)   ( [] hetu-vidyā  ) ()()()()[] Akapāda =[] Dignāga =
(一)[](886)
(二)[]
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「因明」の意味・わかりやすい解説

因明
いんみょう


hetu-vidyā()nyāya()便()23()()()5()()480540()Pramāasamuccaya3apoha3()()33()600660()11()1112Tarkabhāsā()()



2 19741983

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「因明」の意味・わかりやすい解説

因明
いんみょう
hetu-vidyā

 
 Akapāda ( Gautama50150)  Nyāya Nyāya-sūtra 250350 ()  ()  ()  ()  ()  () 3 ()   

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百科事典マイペディア 「因明」の意味・わかりやすい解説

因明【いんみょう】

サンスクリット,ヘートゥ・ビドヤーの訳。インドならびに仏教における論理学。2世紀にニヤーヤ学派によって成立(古因明),仏教に受容され,5−6世紀にディグナーガ(陳那)が出て確立し(新因明),さらにダルマキールティやウッディヨータカラがこれを洗練・完成した。

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改訂新版 世界大百科事典 「因明」の意味・わかりやすい解説

因明 (いんみょう)
hetu-vidyā[サンスクリツト]

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世界大百科事典(旧版)内の因明の言及

【論理学】より


[インド]
 インドの論理学は西洋論理学とは無関係に独自につくりあげられた。論理学はインドではすべての学派に共通して正理(しようり)(ニヤーヤnyāya)と呼ばれるが,仏教徒の間では特に因明(いんみよう)(サンスクリットではhetu‐vidyā)と呼ばれる。インド論理学は2世紀に,非仏教的学派である正理学派(ニヤーヤ学派)の手によって成立し,仏教徒もこの論理学を受け入れた。…

※「因明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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