デジタル大辞泉 「奪取」の意味・読み・例文・類語 だっ‐しゅ【奪取】 ﹇名﹈(スル)奪い取ること。力ずくで取ること。﹁政権を奪取する﹂﹁敵陣を奪取する﹂ [補説]書名別項。→奪取 [類語]奪う・取る・取り上げる・分(ぶん)捕(ど)る・掠(かす)め取る・もぎ取る・引ったくる・ぶったくる・ふんだくる・攫(さら)う・掻(か)っ攫う・横取りする・強奪する・略取する・略奪する・収奪する・簒(さん)奪(だつ)する・剝(はく)奪(だつ)する・吸い取る だっしゅ︻奪取︼﹇書名﹈ 真保裕一の長編サスペンス。にせ札造りを扱った犯罪小説。平成6年︵1994︶から平成7年︵1995︶にかけて、複数の新聞に﹁夢の工房﹂の題で連載。のち加筆・改題して単行本を平成8年︵1996︶に刊行。同年の第10回山本周五郎賞受賞。翌年、第50回日本推理作家協会賞受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「奪取」の意味・読み・例文・類語 だっ‐しゅ【奪取】 〘 名詞 〙 他人の物を奪い取ること。[初出の実例]「奪取にあらざれどもこれをえたり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)三界唯心)「法令に因り拘禁せられたる者を奪取したる者は」(出典:刑法(明治四〇年)(1907)九九条)[その他の文献]〔新唐書‐尉遅敬徳伝〕 ばい‐とりばひ‥【奪取】 〘 名詞 〙 ( 「ばいどり」とも ) 奪い取ること。だっしゅ。[初出の実例]「Missilis〈略〉テイワウ、シャウグンノ バンミンニ baidorini(バイドリニ) サセラルル モノ」(出典:羅葡日辞書(1595)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「奪取」の解説 奪取 真保裕一の長編小説。1996年刊行。友人の借金を返すため、偽札造りに挑む主人公の苦闘を描くサスペンス小説。第10回山本周五郎賞受賞。第50回日本推理作家協会賞受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報